くっしーの徒然日記

外周部分はかなり淡い(M106)

さて、1月末の新月期、31日のmx25hさんの観測所での撮影はM109を撮影した後、更に北斗七星周辺の銀河と言う事で、M106を撮影して見た。


【↑M106 りょうけん座の渦巻き銀河】
Vixen SuperMirror R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍 GPE赤道儀+AL90
SkySencer2 PowerShot S90+CHDK F:2.0 f=6mm コリメート法
35mm版換算2240mm相当 合成F3.7 ISO:3200 S:128秒x10枚
撮影日:2014/2/1 02:31-03:32 撮影場所:山梨県北杜市
Registaxでコンポジット→FlatAideで補正→Gimpで61%トリミング
トーンカーブ/サイズ調整→NeatImageでノイズフィルタリング

M106はりょうけん座の渦巻き銀河で、8.3等級の明るさで、見かけの大きさは18分角である。その渦巻きを斜めから見た形に成る。

右上の横長の淡い小さな光芒は、NGC4248で12等級、3分角の銀河である。

M106は見かけの大きさで18分角で、銀河としては、比較的大きい方に成るのだが、中心部は比較的明るくて良く写るが、18分角の半分以上を占める外側の部分は、かなり淡い腕と成っていて、なかなか写り難い部分であるが、今回は、フィルター無の2分露出のお陰で、周囲の淡いディスクの部分もなんとか写し出す事が出来た。

ただちょっと淡い部分を出来るだけ出そうと、トーンを持ち上げた為、背景がいくらか荒れてしまっている。

前回撮影したのは、ずいぶん昔で2011年の11月で、2年以上前にIXY30Sの1分露出フィルター付きだった事も有り、淡い外側のディスクの部分は、余り良く写って無かったし、足もとも安定していなくて、かなりぶれた画像だった。

さすがに、このころの写真と比べると、それなりに進歩の跡がうかがえると言ったところだろうか。

2014.2.1(3/14)

コメント一覧

くっしー
kameさん、ありがとうございます

さすがに、2年前からだと、だいぶ差が出ますよね。
でも合成F3.7での写りってのが普通はどのくらい写るのか良く判らないんで、何とも言えないんですが、、、
kame
2年前とは別次元の写りですね。(^^
また今回は9mmアイピースのためか、周辺像の収差も少ないですね。

それからISO:3200の影響もあると思いますが、合成F値が3.7になっても、2分露光×10枚でこんなに淡い部分が写るって意外です。
コリメートの理論上の合成F値は、実際のF値より明るくなるような印象を受けますね。
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