くっしーの徒然日記

M74 うお座の渦巻銀河

さて、画像処理の方は、10月の新月期、9日の撮影に移る。この日は金曜日の仕事が終わってから、雲の具合を見計らって、久しぶりに湯の丸高原での撮影である。撮影開始はだいぶ遅くなって、日付が変わってから、うお座のM74を撮影した。


【↑M74 うお座の渦巻き銀河】
Vixen SuperMirror R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍 GPD赤道儀+HAL110
SkySencer2 PowerShot S90+CHDK F:2.0 f=6mm コリメート法 合成F3.7
ISO:3200 S:128秒x11枚 撮影日:2015/10/10 00:16-01:49
撮影場所:長野県湯の丸高原
Registaxでコンポジット→FlatAideでFlat補正→PS/CS2でトリミング
トーンカーブ/サイズ調整→NeatImageでノイズフィルタリング

うお座のM74は、9.4等級、10分角のフェイスオン銀河である。非常に淡いので、眼視で見つけるのもなかなか厳しい銀河である。

前回の撮影は、ほぼ1年前に同じ湯の丸高原から同じような時間に撮影している。前回に比べ、今回の撮影結果は、かなりシャープに撮れている。ピントが良いのだろうか?前々回の結果と比べても、かなりシャープである。前回、前々回と比べて、今回はGPD+HALの投入なので、その成果が出ているのだろうか?

いずれにしても、銀河の腕の中心部の渦巻具合や、腕の詳細な形が良く出ていると思う。淡いM74としては、そこそこの写りに成ったのではないだろうか。

2015.10.10(2016/7/12up)

コメント一覧

くっしー
kameさん、こんばんわ。

そうなんですね。GPD+HALはかなり安定しています。
でも、ちゃんとバランスが取れてないとやっぱり駄目なんですよね。東を少し重くしたいんですが、GPDもGP同様、赤径軸のフリクションが多くて、軽く揺すってみても、どちらが重いのか良く判らないんですね。この辺はベアリングが入ってる赤道儀の様には行きませんね(汗)
kame
をを!
そう言えばバブル以降はGPD+HALだったんですね。

このコンボで130mmクラスの鏡筒なら、余裕でたわんだりブレたりせずに追尾してくれそうですね。(^^

しかし今回はコントラストも良く、スカイコンディションもなかなかだったんでしょうか?

いずれにしてもシャープな写りでお見事です。\(^o^)/
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「天体観望・撮影(遠征地)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事