この日は、9時半頃の月の入りを待ってから、前日CHDKをセットし忘れて、5枚しか撮れなかったM64を再撮影してみた。
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【↑M64黒眼銀河 かみのけ座の渦巻き銀河】
VixenSuperMirror R125S D:130 f:720 GPE赤道儀+AL90+SkySenser2
UW9mm 80倍 35mm換算2240mm相当 PowerShotS90+CHDK ISO:3200
F:2.0 f=6mm コリメート法 合成F=3.7 S:128秒x9コマ Noise減算:ON
撮影場所:山梨県北杜市 撮影日:2014/5/2 20:50-23:03
Regstaxでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPでトーンカーブ・
44%トリミング・サイズ調整 NeatImageで40%フィルタリング
今回は、CHDKをしっかりセットして、18枚撮影したのだが、残念ながら、この日、月没直後の早い時間には。うす雲が通過する天気だった。おかげで、なるべく影響のないコマを拾うと9コマしかなかった。選んだ9コマもいくらか雲の影響を受けたものも含んでいる状態だった。
そんな訳で、今回はFlataideでの補正を100%にて実行した。(いつもは70~80%位)おかげで、ちょっと銀河の淡い部分が削られた感じで、前回の画像に比べると銀河の広がりが少し少なくなってしまっている。
その代り、枚数が前回より多いせいか、多少内部の細かい部分の濃淡は、いくらか良く出ている感じで、半開きの目玉の部分や、その周辺部の濃淡が良く見えて、前回よりも目玉っぽく写っている様な感じである。
もう少し周辺部もクリアに出せればよかったが、この日のうす雲の襲来状況から、いたし方ない所かもしれない。雲がなくなった後にもう少し粘って撮影するべきだったか、、、
2014.5.2(7/14)