30秒露出で撮影した画像を眺めていて、なんだか銀河の周辺部の
写りがだいぶ違うことに気が付いた。
【8/24撮影のM33↓コンポジットのみで画像処理無しの物】
周辺部の明るい青い星の部分までディスクが広がってるNikon 8cmさんの
画像に比べて、私の画像は青い星の部分の銀河の腕は、うっすらとしか
写っていない↓(Nikon8cmさんの画とは180度方向が違う)
【8/24の記事に掲載のM33↑】
元の画像の時点で写っていないのか?画像処理の問題か?
そこで、Nikon 8cmさんにお願いして、画像処理前のコンポジットのみの
画像をUPして貰った。
ちなみにかなり大きさが違うので、Nikon 8cmさんの画像の大きさに
合わせて、うちの処理前の画像を並べるとこんな感じ↓
【Nikon 8cmさんの↑元画像と、くっしーの↑元画像】
見た感じ、フィルターの関係で色は違うが、銀河の写り具合は、
そう大きな違いは無い様な感じ。(と言っても32秒で64秒と同等なのは
光害フィルターによる減光も効いているのだろうか?)
では画像処理だろうか?と試しにいつもの手法でNikon 8cmさんの画像を
処理してみると、だいたいNikon 8cmさんのブログの写真に似た様な感じに
仕上がる。画像処理が間違っている訳では無さそうだ。
う~ん、と考えていたが、はたと気が付いたのは、画像処理の方法は
いつもの方法なのだが、最後にレベル調整をする時に、入力の最大を
いつもより小さな値にして、同等の画像になっている事だ。
ふ~ん、どれどれともう一度自分の撮ったM33の最後のレベル調整前の
ファイルを開いて、同様にレベル調整で入力の最大値を80位まで下げて見た。
【↑再処理後のM33さんかく座銀河】
すると今までより銀河の周辺部の腕がはっきり出てきて、青い明るい星の
辺りまでディスクが広がった。そうか~!画像処理が甘かったのね。
バックの黒との兼ね合いで少し控えめにしたのが敗因だったようだ。
画像処理って難しい、、、、
2011.10.22(10/24)
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くっしー
沼尻
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