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長野に引っ越したので、近場の新しい遠征先を探そうとも思っていたが、休日のお昼ご飯に、ついついビールを飲んだので、一眠りして夕方からの出発としたので、新規探索の時間が無かったので、今まで行った事が有る所で、近場の妙高高原へ出る事にした。
妙高高原は、長野から新潟へ少し入った所にあり、三鷹からは高速だけでも250km、全部で4時間コースだったが、長野からなら、下道で1時間40分位である。今回は、途中でお祭りをやっていて迂回するのに少し苦労してしまい、1時間50分程かかってしまった。
この日の予報は、薄明終了後少しすると曇って、次に晴れるのは2時ごろの予報だったので、あまり早く行ってもしょうがないかとゆっくり出たのだが、いざ笹ヶ峰の駐車場に着くと、8割以上の快晴の空で、透明度も高く天の川がかなり色濃く見えていた。
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↑沈みかけの天の川中心部
ただ、北極星付近は少し曇っていて、設置時に極軸を合わせるのに時間がかかってしまった。久しぶりの設置に手間取るかと思ったが、いつも通り1時間ほどでセッティングでき、10時から撮影スタート。
しかしながら、お決まりの様に撮影を始めると雲が出てきた。雲は比較的薄い雲のように見えるが、どんどん流れる感じで、曇ったり晴れたりを繰り返す状態だ。
そんな訳で、雲の合間を見ながらの撮影で、なかなか思う様に進まない。
そうこうしているうちに、時計の針が2時をまわるころには、なんとか雲も無くなり、安定した夜空になった。
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↑東の空にはオリオン座が登ってきた。
しかし薄明までは、あと2時間少々。とりあえず鏡筒を替えて、1天体撮影したところで、時計の針が4時をまわったので、この日は早々に撤収した。
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↑この日は7℃ほど
この日の最低気温は、7℃程で、だいぶ冷えるようにはなってきたが、まだまだ暖かい中でのしばらくぶりの遠征であった。
この日は意外に流星が飛んでいて、肉眼では10個以上見かけた。何かの流星群と言うわけでもないと思うが、、、、取り敢えず久しぶりの天の川と星空を堪能できた夜だった。
ちなみに、朝方の帰り道は、下道で1時間15分程で帰り着いた。これだけで十分近場だな。
2014.9.27-28(10/3)