くっしーの徒然日記

ふたご座流星群極大前日

12月の12日午後から用事があって、実家に帰っている。そんな訳で、今回のふたご座流星群は、四国の実家から臨む事になる。ちなみに冬場の香川県は、意外に夜が晴れない事が多いかなって気がしている。いつもお正月の天気が今ひとつで、1月4日のしぶんぎ流星群は、関東に戻って撮影する事が多い。まあ、冬場の関東の晴天率が異常なのだろうけど、、、

そんな訳で、ふたご座流星群も天気の良さそうな富士山辺りを恨めしく思いながらの撮影である。

今回のピークは14日の21時ごろ、でも前日の13日の夜もそこそこ雲は流れる物の星が見えていたので、前哨戦で撮影してみた。


↑屋根の上にカメラを設置
近くの山に出かけても良かったのだが、曇り気味の今ひとつの天気なので、いつもの様に実家の屋根の上で撮影する事にした。

この日は風が強く、四国とは思えない寒さで、長野とほとんど体感温度が変わらない様な気がするほどである。

機材は、実家帰省中と言う事もあり、IXY30S 2台のみに、電池運用である。そんな訳で1~3時間程度で電池交換。9時頃からスタートして、夜中の0時頃に電池交換した後は、まだ本番前なのでさっさと布団に入って寝る事にした。

朝暗いうちに目が覚めたので、起きてカメラを見に行くと、なんとカメラが風で飛ばされて無くなってる。慌てて、辺りを探すと、かろうじて屋根の端っこの方にまだ引っかかっていた。良かった!前哨戦で討ち死にしては、本番で戦えないから、、、、


↑かろうじてまだ屋根の上にあった!

しかし部屋に持ってきてよく見ると、いくつか部品が無くなってる!ありゃ~!先端の化粧パネル、レンズバリア、バリア開閉機構とバネが無い!取り敢えず撮影は出来る様ではあるが、、、、


↑レンズバリア周辺が無くなってる!

まあ、本番はこれで戦うしかないか、、、、

と言う事で、カメラが飛ばされたり、雲に遮られたりして、あまりちゃんと撮れてないが、前日に撮影できた流星は11個。全体的に暗めの流星ばかりだった。


IXY30S f4.9mm(35mm版換算28mm)ISO1600 F2.0 SS10秒
ダーク減算off 高速連射モード 2014/12/13 22:52


00:08 (特に記載無き条件は1枚目に同じ)


00:29


00:40 ISO1250


00:52


01:28


01:42


01:46


02:37

しかし、あんまり風が強くて外で眼視する気になれず、もっぱら部屋の中にいたので、肉眼では2個ぐらいしか見かけなかった。明日は一杯飛ぶかな、、、

2014.12.13-14(12/15)

コメント一覧

くっしー
コウイチさん、こんばんわ。

そう、子供の頃良く登りましたよね。私は中学の時からアマチュア無線をやっていたので、アンテナを上げたり降ろしたりと、四六時中屋根に登ってました。この日は前日という事もあって、明るくおおきなのは捕らえられませんでしたが、それでも結構な数が捕まえられた方ですよね。
くっしー
とりぷるあいさん、こんばんわ。

そうですね、かろうじて屋根に引っかかっていてくれたので助かりました。でも取れた部品が全部で6点有るんですが、屋根の上や地面の方を探しても、3点しか部品が見つからなかったので、どこかからまたドナーのジャンクを仕入れないと治せそうにありません。
四国でも高知まで行くとだいぶ違うかもしれませんが、香川は東京と気温がたいして変わらないんですよ。若干春先とか秋口が東京よりは暖かい感じですが冬はやっぱり寒いんですよ。
コウイチ
おはようございます。屋根の上に設置された三脚を見て、目を疑いました(笑)。でも、自分も実家の屋根にはよく登ったことを思い出しました。カメラ、先端部分だけの破損で良かったですね。私は、土曜日の遠征では、成果がなかったので、これだけ撮れれば十分だと思います。
とりぷるあい
土曜日はさすがに数も大きいのも少なめでしたが、しっかりと何個も捉えていますね。屋根の上でも撮影は怖いですね。下まで落ちたらもっと大きなダメージだったのでしょうが、くっしーさんならもう修理も終っているんじゃないでしょうか。
四国は温暖なところだと思っていたら、今年は大雪だったりと寒冷地だったんですね(^^;
くっしー
ひらいさん、こんばんわ。

風が有ると体感温度がぐっと下がるし、手袋から出した手が凍えてかなりつらいです。気温は氷点下までは行ってないと思うのですが、、、、
実家で流星撮影の時は、屋根の上を良く使います。庭だと、電線が盛大に写りこんでしまうので、少しでも電線が写らないようにと屋根の上に設置しています。今回は風が強かったので、一階の屋根の上ですが、風が無ければ2階の屋根の上に展開したかった所です。
くっしー
kameさん、こんばんわ。

結構な風でしたので、煽られて落ちなくて良かったです。屋根の上は、結構得意で良く昇っては親父に怒られていました(汗)
本番当日も雲が出たり晴れたりの不安定な空でしたが、まずまずの成果が得られましたので、また後程UPします。
くっしー
すずきさん、こちらでは初めまして。

このIXY30Sは、レンズバリアの紛失している物をジャンクで購入して、手持ちの水没機のバリア周りを移植した物なので、再取付の際に両面テープを新しい物にするとか、しっかりと治していればこんな事にはならなかったかもしれません。
http://air.ap.teacup.com/kussy/484.html
カメラの倒れていた方向の地面を探しましたが、全部で6個あるパーツのうち3個しか見つけられませんでしたので、また適当なジャンクを探すようです(汗)
ひらい
http://star.ap.teacup.com/hirai-hokkaido/
くっしーさん、瓦屋根の上に設置した三脚、驚きました。

風が強いと星空観察は大変ですね。
北海道ではマイナス11℃でしたが、ほぼ無風だったので何とか頑張れました。

カメラの破損、痛いですね。
私も今回、三脚の部品が割れてしまいました。
kame
屋根の上で撮影って、恐ろしいことをされますね。((((;゚Д゚))))

カメラはとても残念ですが、くっしーさんがご無事で何よりです。
しかし前日からこの成果とは、本番への期待が高まりますね。(^^

私の地方は雪雲に遮られてダメダメでした。(^^;

すずき
カメラのちょっと壊れた写真に、胸が痛みました・・・(痛)
くっしー
電球さん、私は、FATの拡張フォーマット?使用で、4Gを使用しています。自動起動を諦めて、毎回手動でCHDKを起動する事にすれば、32Gでも問題なく使用できますよ。
くっしー
電球さん、こんばんわ。

なかなかコンデジだと難しいですよね。IXY30Sは、CMOSセンサーになっているせいかどうか判りませんが、気温が5度以下なら、ダーク減算無しでも何とか使えるので、CHDKでダーク減算offにしています。あと、高速連射モードが有るので、それを使うと減算処理無しと相まって、コマとコマの間のデッドタイムがほとんど有りません。たぶんデジイチ並みかと、、、、
そんな訳で、固定撮影をセットしたら、その領域を眼視で確認して、そのエリアで『飛んだ!』と思った時は暗い奴以外はだいたい捕まえられています。
ちなみに、明るい東京での流星撮影は、ISO感度を上げて、絞りを開いて、シャッター時間を短くする方向で撮影しないと、流星の明かりが、長時間露出で、光害の背景に負けてしまいます。流星はシャッターを何秒開けていても、飛ぶのはせいぜい1秒位だから、長く開けても流星の明るさは変わらず、背景ばかり明るくなるんですよね。
電球
あっ、例えばCHDKで32MBメモリーで画像を大量に撮影の方法は有るのでしょうか?やはり2MB止まりでしょうか?
くっしー
bin-starさん、こんばんわ。

この日は、結構長く軌跡を引いて飛ぶ流星を見ましたよ。カメラでは薄く写っていても、肉眼で見ると結構明るめのハッキリと見えるクラスの流星になります。肉眼で、あっ飛んだって位のレベルだとカメラにはほとんど写ってくれませんので、、、、
電球
まるでANNかFNNのニュース画像みたいですね。(笑)

私も前哨戦のように1日早く狙ってみましたが、運が良いのか目視で見えても、オリオン座の方向から離れて流れ、位置を修正しても叉別の方向という具合で、またカメラが処理中表示に流れたりして難しいですね。
市街地でカメラの高度も下げられなかったので、やはりとりぷるあいさんの如く、暗闇で撮影するのが良いんでしょうね。(汗)
三脚転倒は、ダメージ少なくてよかったのですが、落ちたのが人間様で無くて良かったです。(笑)
bin-star
屋根の上、気をつけてくださいね!
落ちたら笑い事では済まない。

ですが大漁ですね。
薄いけど長い流星だったのかなあ?
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