くっしーの徒然日記

跳ねてる?(M26)

梅雨入りしてから東京近郊では、たとえ夜晴れても薄雲があり、
ハッキリした夜空が拝めない状態が続いている。
まあ、梅雨なのだからしょうがないのだが、、、、

さて、5月12日の富士山遠征は、面白い形をした銀河や、華やかな
夏の星団を写して、お目当ての未撮影メシエ天体の出番を待った。

時間も12時を回り、ぼちぼち未撮影天体の高度も上がってきたので
撮影を始めた。先ずは、たて座のM26を撮影してみた。


【↑ M26 たて座の散開星団】
SM-R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍
IXY 30S ISO:1600 F:2.0 f=4.9mm S:32秒x18コマ
撮影日:2012/5/13 00:15-00:32 撮影場所:静岡県小山町須走口五合目
Registaxでコンポジット→YIMGで回転・トリミング
→FlatAideでかぶり補正→GIMP2で、トーンカーブ調整・リサイズ

天の川の中に有るので、どこまでが星団で、どこからが他の微光星か
区別が良く判らない所であるが、まあ、中央部にまとまってる辺りを
たぶん星団と思って良いのだろう。

この倍率で写った星団は右上に曲がって伸びている部分を胴体から
尻尾にたとえると、鯉かナマズが跳ねている様にも見える。

鯉とナマズではずいぶん違うが、胴体の先に見える部分が、ちょっと
目幅の広い目玉の様に見ると、鯉にしては目幅が広くてその先の
広がってる部分も入れるとナマズか?って感じである。

星団としてはそれ程星数も多くなく、比較的地味な感じでは有るが、
こじんまりとまとまった星団で、青い星の中に数個の赤い星が
混じり、星団にアクセントを付けていると言った感じだろうか。

2012.5.13(7/1) 撮影メシエ天体 94/107

コメント一覧

くっしー
いらっしゃいませ、テルテルさん。

ブログだとどうしても、色々と検証したりしたことがまとめて書いていないと言うか、流れてしまうと言うか、そんな感じで撮影のポイントとか探すの大変ですよね。そのうち目次的なページを作ってTOPにおいて、少し整理していこうとは思っているのですが、なかなか思うばかりでさっぱり進みません(汗)

そうですね。像の鼻の方が、そう見えやすいですね。(笑)
テルテル
http://photo-osaka.cocolog-nifty.com/blog/
こんばんは!初めて書き込みさせて頂きます。

先日は情報をありがとうございました。
実は少し前に「天体観望・撮影」カテゴリーの記事を全て拝見したんですが・・・一気に読みすぎて、情報があやふやになってしまいました。
画像処理を中心にまた少しずつ参考にさせて頂こうと思っております。

M26、ホントに像の鼻に見えますね。
くっしー
Nikon 8cmさん

そうですね。丁度撮影の後半位には月が昇り始めていますので、多少の影響はあるかもしれません。この日は、21日月と半月以上の月が有ったのですが、この後、散開星団と球状星団をいくつか月明かりの中で撮影して見ました。だいぶ月明かりのかぶりでかぶり補正後の色味が変わる物もいくつか出ましたが、、、、

90度位時計回りに回転すると、象の鼻に見えますね。散開星団は、これ位のまばらさで散らばっていたり、連なっていたりすると、適当な物が思い浮かべられますね。
NIkon 8cm
http://nikon8cm.exblog.jp/
くっしーさん

この夜も、随分と沢山の天体を写したのですね。時間的にはそろそろ月が出てきているかと思いますが、若干背景が明るいのはその影響ですか?

何に見えるか、ジーッと見て考えてみましたが、やっぱり右上方向に向かってゴチャゴチャと群れている微光星から躍動的な印象を受けるのはくっしーさんと同じです。そこからのイメージで、私は小象のハナを連想しました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「天体観望・撮影(遠征地)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事