いくつか他の天体を撮影していたのだが、ここらで、また夏の華やかな
散光星雲を撮影してみる事にする。
GWには第一弾でM8干潟星雲を撮影したのだが、今回は、未撮影の
メシエ天体を9mm80倍で撮影するので、それで撮影できる対象と言う事で
M16わし星雲を撮影してみた。
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【↑ M16 わし星雲 へび座の散光星雲】
SM-R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍
IXY 30S ISO:3200 F:2.0 f=4.9mm S:64秒x14コマ
撮影日:2012/5/12 23:35-23:59 撮影場所:静岡県小山町須走口五合目
Registaxでコンポジット→FlatAideでかぶり補正
→YIMGで回転・トリミング→GIMP2で、トーンカーブ調整・リサイズ
前回撮影した時は、9月頃に御殿場口五合目(太郎坊)からの撮影だった
ので、多少標高は高い物の、条件は大きくは違わない。前回は、かぶり
補正が、YIMGで行っているので、広範囲に星雲が写っているM8やM16に
おいては、天体の中の方がうまく補正できずに、変に色が抜ける様な
所が有るが、今回はFlataideでのかぶり補正なので、多少改善された
感じである。
但し、Flataideでも、画面の8割近くが星雲だと、完全には補正しきれず
少し周辺部分が不自然な感じになった。本当は、鏡筒を少しずらせて
ご近所フラットを撮影し、それを使ってマスクを作れば良かったのだが、
うっかりご近所フラットを撮り忘れたので、まあしょうがないかな、、、
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【↑M16 中心部 創造の柱周辺をトリミング】
80倍だと散光星雲の端の方が少し切れてしまう。かといって、創造の
柱を大写しまで行かないので、ちょっと中途半端になってしまったかな。
もう少し倍率を下げて散光星雲の全景を入れるか、逆に倍率を上げて
想像の柱を拡大撮影すると、また違った感じに出来たかもしれない。
梅雨が明けたら、また試してみよう。
ちなみに、須走口五合目からの南方向は、雲海が出来ないとかなり
光害の影響を受けてしまう。↓
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【↑須走口五合目からの南方向、さそり座と天の川】5/12 23:50
IXY910is 35mm版換算28mm相当 Iso800 F2.8 S=32秒
ちょっと明るすぎて、Iso800でも、32秒露光がやっとで、天の川も
かすかにしか写っていない。もう少し下界に雲が出てくれれば
助かるのだが、、、、、
2012.5.12(6/29)