だいぶ月が高くなった事もあり、かぶりが大きい感じなので露出時間を80秒で撮影して見た。
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【↑M51 子持ち銀河 おおぐま座の渦巻銀河】
Vixen SM-R125S D:130 f:720 UW9mm 80倍 35mm版換算2240mm相当
LPS-P2使用 SP赤道儀+AL90+SkySenser2 コリメート法 合成F=3.7
PowerShotS90+CHDK ISO:3200 F:2.0 f=6mm S:80秒x14 Noise減算:ON
撮影場所:山梨県鳴沢村 撮影日:2013/1/4 02:38-03:58
Registaxでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPでトーンカーブ
・39%トリミング・サイズ調整
M51は、明るい対象で、フェースオン銀河の中ではコリメート撮影でも、きれいにその渦巻きが写ってくれる数少ない対象なので、過去にも何度か撮影している。
さすがに月夜の撮影なので、月のない時に撮った画像には少し及ばないが、薄雲が出た時の画像とはそれほど遜色がない感じの写りである。光害地の三鷹で撮影した画像に比べると、淡い部分の出方がだいぶ良く写っている。
ただ、M78同様、微妙にピントが甘い感じで、薄雲の出た時の画像に比べると幾分詳細がはっきりしない様に見える。
それでも、M51は非常に写りの良い銀河で渦巻く腕の微妙な曲がりや濃淡が、月の明かりの下でもしっかり判別できる。なかなかコリメート撮影向きの銀河と言えるかな。
他の天体も、月夜でも同じ程度に写ってくれると嬉しいんだけどな、、、、
2013.1.4(1/19)