くっしーの徒然日記

往生ぎわ悪く、、、(M19)

4月20日の新月期の新潟遠征も、M62を撮影し終えた所で薄明で
かなり回りも明るくなってきた。

最後にもう一天体行けないだろうかと、往生際悪く、鏡筒をM62から
少し上に振って、M19に向けて、薄明の中、最後の一撮影を試みてみた。


【↑M19 へびつかい座の球状星団】
Vixen SuperMirror-R125S/D:130 f:720 EP:UW9mm 80倍 GPE/SkySensor2
LPS-P2使用 コリメート法 Canon IXY 30S F:2.0 f=4.9mm ISO3200
S:32秒x11コマ ダーク減算無し 撮影場所:新潟県笹ヶ峰
撮影日:2012/4/21 04:02~04:13
jpegからRegistaxでコンポジット→FlatAideでかぶり補正
→YIMGで回転、トリミング、ガンマ補正、リサイズ

さすがに、薄明が始まってからの撮影なので、一枚目のコマから
背景は青く、最後のコマはほとんど真っ青状態で、20枚撮影するのが
やっとだった。Registaxでのコンポジットではねられてしまい、
結局11枚しかコンポジットできなかった。

M19は、7.2等級、13分角の球状星団で、M62に比べて一等級暗い事も
有り、32秒露光でも中心が飽和することは無かった。大きさはM62と
ほぼ同じなのだが、薄明の影響で、周辺の暗い星の写りがもう一つ
なので、多少小さめには写ってしまったが、薄明の中としては
まずまずの写りになった。

ただ色は、薄明の影響でかなり赤っぽく写ってしまったのを、
なるべく戻すべく頑張ったのだが、この辺りまで持ってくるのが
私には限界だった。

ちなみに、後から画像を眺めていて、なんだかずいぶん縦長の
写りをしている事に気がついた。なんか撮影に失敗しているのかな
等と思い、他のサイトの写真を見るとやっぱり少し縦長だ。

調べると、球状星団の中で最も扁平率が高いそうだ。
どうりで縦長に見える訳だ。ちなみにwikiの説明には、
『幾つかの渦状腕のような構造があり、北側にあるものは時計回り
なのに対して、南側にあるものは反時計回りに見える。』と書かれて
いるが、どれがそうなのか良く判らない。球状星団の中心から50%位
の所に有る、少し明るくて中心を囲んでいる様な線状の部分の事
だろうか?



と言う事で、回りもすっかり明るくなってきたので、機材を撤収して
本日の撮影は終了。この後、駐車場で1時間ほど仮眠をして山を降りた。

降りる途中で、丁度朝日が昇り、野尻湖方面が霧に包まれて中々
幻想的な景色が眺められた。


【↑笹ヶ峰中腹から見る朝焼けと、霧に包まれる野尻湖】

国道に出ると『日本海まで38km』の看板が有った。せっかくここまで
来たので、高速を反対方向に乗って、日本海まで出てみた。

海側に出ると丁度佐渡行きのフェリー乗り場に出た。佐渡ヶ島は
行った事がないので、フェリーに乗って渡るかとも思ったが、
フェリー料金が結構したので、今回はあきらめて、適当に新潟土産を
買って帰途についた。


【↑直江津港周辺と佐渡島行きフェリー】

ちなみに、帰りの関越で、寄居のPAに寄って、本線に出る時に、
PA内の一番本線よりの道路を結構なスピードで走ってくる白い車両を
発見。『なんだろ?』と思って、ぶつかると行けないので、合流車線に
入る手前で減速したら、向こうも、合流車線に入る手前で一時停止
したので先に出た。

しばらく関越を行くと、黒っぽい車が、覆面パトの白いスカイラインに
捕まって、次の出口まで誘導されている所に出くわした。


【↑後ろに違反車両を従えて次のスペースまで誘導中の覆面パト】

どうやら、さっきPA内の本線より道路をかっ飛ばしていたスカイラインだ。
そうか、さっきのも違反車両を捕まえる為に、タイミングを計る為の
走行だったのかな?

まあ最近は、昔と違って飛ばさなくなったので、あんまり覆面を
心配する事も無くなったから良いのだけど、、、

と言う事で、なんだかんだで、午後1時前には自宅に帰り着いた。
結局、日本海まで行ったので、往復で約600km、あ~、疲れた。

2012.4.21(5/13)
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