くっしーの徒然日記

前と比べて微妙(IC405/410)

さて、しばらくぶりに画像処理の続きである。話は、昨年の11月22日の瑞垣近くでの撮影結果に戻る。

カルフォルニア星雲を撮影した後は、かなり高度を上げてきたぎょしゃ座の散光星雲、IC405勾玉星雲とIC410を並べて撮影してみた。


【↑IC405 勾玉星雲(右)とIC410(左) ぎょしゃ座の散光星雲】
Celestron D:70 f:400 EF27mm 15倍 SP赤道儀+AL90+SkySenser2
コリメート法 LPS-P2使用 PowerShotS90 F:2.0 f=6mm Iso3200
S:128秒x17コマ Noise減算:ON 
撮影場所:山梨県北杜市 撮影日:2014/11/22 22:55-24:26
Registaxでコンポジット→FlatAideでかぶり補正→GIMP2で反転
トリミング、トーンカーブ・サイズ調整

この対象を前回撮影したのは、2年前の2012年の10月である。

このときの画像は、IC410・405の本体部分は今回よりかなりはっきりと赤く出たが、間の部分が今ひとつ良く判らない感じだった。

今回は、星雲の本体部分の写りは多少悪い物の、何とか画像処理で両星雲間の赤い部分を少し持ち上げる事が出来た。

全体の出来としては、どちらも微妙な感じではあるのだが、、、、

ただ、解像度的には、前回のどちらかというとのっぺりした写りに比べて、星雲内の濃淡というか明るさの模様?がいくらかはっきりしているような感じである。この辺は、アイピースの倍率と、視野角の違いが多少効いているのだろうか?

2014.11.22-23(2015/12/1)

コメント一覧

くっしー
kameさん、おはようございます。

EF27mm、前テストした時は、思った程には収差が無くならなかったのですが、それでも前回の処理画像、今回の処理画像を見るとUWより収差が少なく、PLよりシャープな感じがしますね。他のEFもまた今度テストし直してみなければ、、、、
kame
ぎょしゃ座のカラフルな領域、美しいですね。
私も次の新月期に撮ろうと目論んでおります。(^^


ところでEF27mm、こうして見るとヌケも収差もとっても良いようですね。
今回の方が淡い部分もしっかり、そしてカラフルに写っており、私は今回の写りに一票です。(^^

やはり写りにくい淡い部分が写ってくれると嬉しいです。
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