くっしーの徒然日記

しぶんぎ流星群を観に行く

遅ればせながら、皆さま、明けましておめでとうございます。
今年も、何となく気分とノリで、不定期更新となりそうですが
宜しければ、おつきあい下さい。

さて、12/10の月食遠征以来、なぜかテンションが上がらず、12月の
絶好の週末の新月期も、寒さに遠征に出る根性が無く、正月の帰省も
短期&微妙な天候で撮影無し。デジカメネタも有るのだが、なかなか
記事に出来てないと言うローテンションで12月後半から2週間ほど
更新をさぼってしまった。年も明けたので、ぼちぼち更新でも、、、

前振りが長くなったが、昨日1月3日、帰省から帰って来た日はしぶんぎ
流星群の極大日。しかしながら天気は微妙。年末のローテンションのまま
どうしようか迷っていたのだが、『コンデジdeメシエ天体写真』の私にとって
教祖様でライバルのNikon8cmさんのブログを見ると、見事なM42の写真。
これは、負けてられないと思い、微妙な天気の中、富士山へ遠征に出た

河口湖の星空指数は80でまずまずだが、GPV気象予報では、かなり雲が
多く、晴れてくるのは2時過ぎとの予報。まあ、輻射点が昇るのは
11時頃、月が沈むのは2時頃なので、月が沈む頃に晴れてくれれば
良いのだが、思いどうりにいけば良いけど、、、

現地には10時頃到着。月もおぼろな思いっきりの曇り空!

ほんとに晴れるの?

機材をボチボチ準備していて、インバータと充電器は持ってきたが
シガープラグから、バッテリーにつなぐワニ口ケーブルを忘れた事に
気がついた。これだと流星撮影は、手持ちの2個の電池でしか出来ない
ので、3~4時間が精一杯。まあ月没後にスタートすれば概ね持つか?


↑22:28の時点で気温は-6度。さて今日は何度まで下がるかな?
準備が終わって、暫くして、12時を過ぎてくるとだいぶ晴れてきた。

月が隠れる頃には8割ぐらい晴れ間が覗いている。

2時半頃から撮影スタート。最初は輻射点に近い北斗七星を写野に
入れて撮影。↓

【北斗七星と北天の星々】IXY910IS/ISO1600/S=32秒/F=2.8/02:50撮影

がしかし、この電池で約2時間この方向で撮影したが結局1枚も流星は
写って無かった。


気温は、0:50の時点で先日の-14℃に既に達している。
やっぱり冬は寒いのね、、、、

電池を入れ替えて、次は南天に上がってきたしし座と火星を入れて
撮影開始。

【しし座と火星】04:38撮影(他は上と同条件)

こちらは、寒さのせいか電池が1時間しか持たず、これまた残念ながら
流星は写らなかった。

肉眼では、休み休み見てしぶんぎ群、散在合わせて月没から11個程度
が確認できた。あんまりたくさんは飛ばなかった感じ。まあ普段より
ちょっと多く飛んだ位でしょうか、、、、

ちなみに流星を探していて、お!これは!と思ったら人工衛星でした。

派手に3枚(約1分半)程、写野に写っていたようです。ISSかと思って
調べたが違うみたいです。衛星が写ることを考えると1分露出の方が
向いているかな?ちなみに3枚の撮影の抜けている部分の長さから
1枚ごとの撮影で2秒ほどブランクが出来るようです。

と言う事で、しぶんぎ流星群は見事にボウズでした。う~ん、せっかく
根性出してきたのに、、、、しかし、いつもは、極大日じゃなくても
1枚ぐらい写るのに、今日は、よっぽど運が悪かったのか?
まあ、たまにはこんな日も有るわな、、、、


撮影が終わる夜明け前には、気温は-16.3℃程。(05:54時点)
う~んやっぱり冬は寒い!寒い中頑張った割には苦労が報われず残念。
流星撮影用にジャンクの安いのを次の時までに1~2台調達しなければ。

ちなみに、13cmでの成果の方は、また後ほど、、、、
2012.1.3-4(1/4)

コメント一覧

くっしー
Nikon8cmさん、こちらこそ宜しくお願いします。

それぞれの写真がお互いの刺激になっているようですね。これからもお互いに負けないように頑張りましょう。

しかし2日の日に行かれたのですか?なんと一日違いでしたね。でも、通常、あまり知らない他の人の所に行くと相手が気を遣うかと思って、後、天文屋さんじゃ無い場合は、それこそ覗きと間違えられても困るので、淡々と、自分の所で撮影していて、もしNikon8cmさんが居ても気づかないですね。今度からは、望遠鏡出してる人がいたら、Nikon8cmさんじゃ無いかな?って少しだけ様子を見に行く事にしますね。ちなみに、車は何ですか?
NIkon 8cm
http://nikon8cm.exblog.jp/
くっしーさん

今年もよろしくお願いいたします。

今回は私の写真がくっしーさんの闘争心?に火をつけたようですが、私が寒さにもめげずに通っているのも、くっしーさんが秋にすごい作品を連発したからです。こんなに良く写るんだ!!というのは、凄く刺激になりました。新しくアップする写真は、くっしーさんを越えなくちゃあ!というのがやはりありますね。

実は2日の晩に私も同じ場所に行きました。その時は氷点下11度でしたが、もっと冷え込んだのですね。寒いと、コンデジの電池がすぐに切れてしまうので、それが困りますよね。
くっしー
貧スタさん、明けましておめでとうございます。

千葉でもあまり見えませんでしたか。極大予測時間は4日の11時?だったと記憶していますが、4日の夜は輻射点が上がるのが遅いので3日の夜(4日の未明)が観測には向いているとか。でもあんまり飛ばなかった感じですね。

シャッタースピードは、今は、32秒、ダーク減算無し、ISO1600にして、カスタムセルフタイマーで、1秒待ちの後、連続10枚撮影に設定して、CHDKのインターバルスクリプトで、0秒インターバルにて、この10枚セットを繰り返し撮影しています。
(スクリプトの0秒インターバルは、少し間隔が開くみたいなので)初めの頃は、ISO800に落として、64秒で撮影していたんですが、ISOが高いほうが暗い流星まで写るかなと思って今の設定に変えました。
ちなみに、自宅では、光害があるので、ISO800、10~12秒位が限界です。上の衛星の32秒間の軌跡の長さと、前のコマの軌跡の終点と次のコマの軌跡の始点の間のブランクの長さを比べると、連続セルフタイマーでも2秒ぐらい書き込みの為のブランクが有る様なので、出来るだけ長いシャッターを切った方が捉えやすいのですが、周りの明るさとの兼ね合いで、ISOとシャッタースピードを適当に選んでます。
貧スタ
私は3日のAM3時まで写真撮っていましたけど、流星をひとつも確認できませんでした。星ナビによると4日の未明(3日深夜すぎ)がベストらしいですがピークが短いらしいです。

ちなみにシャッター速度はどの程度で撮影されていますか?


貧スタ
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