くっしーの徒然日記

忘れた頃に流星、、、(M49)

さて、3月31日の遠征は、月没後の短い時間での撮影だが、M83を撮影
し終わって、一旦鏡筒を上に挙げ、おとめ座の銀河を再び撮影する事と
した。この辺り一帯は、メシエナンバーの銀河も多く、まだかなりの
数の銀河を撮影していない。そんな訳で、まだ未撮影のM49を撮影して
みた。


【↑M49 おとめ座の楕円銀河】
Vixen SuperMirror-R125S/D:130 f:720 EP:UW9mm 80倍 GPE/SkySensor2
LPS-P2使用 コリメート法 Canon PowerShot S90 F:2.0 f=6.0mm
ISO3200 S:101秒x11コマ ダーク減算無し 撮影場所:山梨県南都留郡
撮影日:2012/4/1 03:02~03:32
jpegからRegistacsでコンポジット→YIMGで回転、トリミング、
→FlatAideでかぶり補正→YIMGでガンマ補正、リサイズ

M49は、8.4等級、8分角の楕円銀河である。楕円銀河としては、明るく
大き目の部類に入る。しかし渦巻銀河と違って、その銀河の腕が
確認できないので、多少見ていて面白みに欠ける感じではある。
地球からの距離が5,500万光年とアンドロメダの20倍も遠いので
致し方のない所なのだろうか。


【↑M49と周辺銀河】
ただ、この辺りは銀河の密集地帯なので、判別できるだけでも
4個ほど写っている。写野内にあと2つほど有るらしいが、どれが
そうか、特定できない、、、、orz

所で、いつも撮影の時は、散在流星でも写らないかと、1~2台
カメラを固定撮影で、連続撮影させているのだが、この日は、
久々に、流星が写った。


【↑かに座を横切る流星】2012.4.1 01:57
 IXY910is ISO800 S=64秒 F2.8

等倍で切り出すと↓こんな感じ。


カメラを設置して撮影開始した直後で、肉眼でも流れたのを見て
慌ててモニターを確認した。設置直後の一枚目のせいか、少し三脚が
揺れて星が踊っているが、、、、

しかし、だいぶ前に火球を捕まえてから、かなり久々の流星だろうか。
何故か最近は、余り捕まらないな、、、

2012.4.1(4/25)

コメント一覧

くっしー
Nikon 8cmさん

楕円銀河だとおっしゃるとおり、もう一つ面白みに欠けるのですが、おとめ座付近は、沢山銀河があるので、少し低倍率で沢山の銀河を写し込んだ方が楽しい写真に成りそうです。
NIkon 8cm
http://nikon8cm.exblog.jp/
くっしーさん

M49をはじめとするこのあたりの楕円銀河は、なんだか萌えませんが、こうして一緒に写ってくる小銀河を楽しみにすれば、意欲もアップするかも知れません。

私は、「おとめ座」の銀河を完全に放棄していましたが、くっしーさんの熱意に引っ張られて、少しづつ拾っていくことにしました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「天体観望・撮影(遠征地)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事