し終わって、一旦鏡筒を上に挙げ、おとめ座の銀河を再び撮影する事と
した。この辺り一帯は、メシエナンバーの銀河も多く、まだかなりの
数の銀河を撮影していない。そんな訳で、まだ未撮影のM49を撮影して
みた。
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【↑M49 おとめ座の楕円銀河】
Vixen SuperMirror-R125S/D:130 f:720 EP:UW9mm 80倍 GPE/SkySensor2
LPS-P2使用 コリメート法 Canon PowerShot S90 F:2.0 f=6.0mm
ISO3200 S:101秒x11コマ ダーク減算無し 撮影場所:山梨県南都留郡
撮影日:2012/4/1 03:02~03:32
jpegからRegistacsでコンポジット→YIMGで回転、トリミング、
→FlatAideでかぶり補正→YIMGでガンマ補正、リサイズ
M49は、8.4等級、8分角の楕円銀河である。楕円銀河としては、明るく
大き目の部類に入る。しかし渦巻銀河と違って、その銀河の腕が
確認できないので、多少見ていて面白みに欠ける感じではある。
地球からの距離が5,500万光年とアンドロメダの20倍も遠いので
致し方のない所なのだろうか。
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【↑M49と周辺銀河】
ただ、この辺りは銀河の密集地帯なので、判別できるだけでも
4個ほど写っている。写野内にあと2つほど有るらしいが、どれが
そうか、特定できない、、、、orz
所で、いつも撮影の時は、散在流星でも写らないかと、1~2台
カメラを固定撮影で、連続撮影させているのだが、この日は、
久々に、流星が写った。
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【↑かに座を横切る流星】2012.4.1 01:57
IXY910is ISO800 S=64秒 F2.8
等倍で切り出すと↓こんな感じ。
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カメラを設置して撮影開始した直後で、肉眼でも流れたのを見て
慌ててモニターを確認した。設置直後の一枚目のせいか、少し三脚が
揺れて星が踊っているが、、、、
しかし、だいぶ前に火球を捕まえてから、かなり久々の流星だろうか。
何故か最近は、余り捕まらないな、、、
2012.4.1(4/25)