空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

ソーヨー、シェルト

2018年06月08日 19時00分43秒 | -----タイヤ-----


折りたたむな!という仕様。
気合いの入ったタイヤだ。



重量測定にしばし悩む。

折りたたまずに量る方法発見。
『断崖ぶら下げ式』



重量221.5g 226g。





公称重量より少し重い。



トレッドは粗目の金ヤスリのような表面。



指で触った感じで
うっすらと粘着感がある。

肉厚で弾力のある感じ。
硬くなく柔らかめだが頑丈そう。

装着はかなり簡単。
伸びが良く苦労しなかった。

タイヤの精度も良く、
芯がほぼ出ている。

8barを入れて1日放置。
エア抜けは大体2~3barほど。

ラテックス。
縫い目無しという構造。

つまりはラテックスチューブラーの中で、
最もしなやかなのでは?



コルサスピードTUの乗り味を求め、
それでいて耐久性が有るとするのなら、

これしか思い当たらない。
意を決して購入に踏み切った。




60km走行。




インプレ。


路面を転がると、
ヤスリ目特有のノイズが
伝わってくる。

綺麗な路面ほど解る。
正直、ない方がイイ。

グリップは素晴らしい。
ガッツリ効いている。

雨でもいける気がする。
砂があってもいける気がする。

高速急カーブで、
顔面が地面に擦るほどまで
傾けてもいけそうな気がする。

だが、効き過ぎて、困る。

転がりとトレードされている。

山も平坦も加速の伸びが鈍い。
転がりはいいとは思えない。

多分GP4000S2の方が転がり良いのでは?


ダンシングすると
ズ、ズ、といった程度で
腰砕けずシッカリしている。

耐パンク性も強そうだ。

それでいて柔らかさが有り、
振動吸収が優れている。


7barがやや弾む感じだったので、
6barに落として走ったら落ち着いた。

路面の悪いところを一切心配せずに
走り抜けられる安定感があった。


このタイヤは、
ロードレースを走るのに
相応しい強いタイヤだと思えた。

だが、しかし、残念ながら、

楽しさを求める自分には、
目的が一致していない。

期待していたコルサスピードの
ような乗り味からは遠のいている。

安定重視のレース向け、
といったところ。



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※初、グラフにしてみた。
右に行くほどいいとは限らない。
あくまで感触を表したもの。


転がり :減速感 ☆★☆☆☆ 加速感
グリップ:滑る ☆☆☆★☆ 粘着
振動 :モロ ☆☆☆☆★ 吸収
安定感 :跳ねる ☆☆☆★☆ 接地
コシ :砕ける ☆☆☆★☆ 強い

寿命 :?
耐パンク:?

他、特徴:パターンノイズ強い!










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