一日中霧雨
昨晩の風も雨脚も落ち着いて、音も無くシトシトと降り続けた。
気温もほとんど変化が無く、薄物を重ね着した。
現役財務省参事官 芦崎笙著 『スコールの夜』 2014年2月17日第一刷
私が借りた本としては最新刊
第5回日経小説大賞を受賞している。
東大法学部を卒業した女性が大手銀行の管理職第一号として登用され、
子会社の整理のために、以前上司だった出向社員に厳しく退職勧奨を命じる。
その途中での心の葛藤や、直属上司自身が傷つかないための根回しなどに振り回される。
その仕事をやり遂げた時、百数十名の退職者と引き換えに昇進の内々定を受ける。
組織のために良心を売ったと悩み苦しむ。
かつて教えを請うた上司にも苦しい仕事を申し付け、辞表を出したその上司を引きとめることもできなかった。
休暇を取り、カンボジアの地雷除去を行っているNGOのスタディツアーに参加して、
どんな事業もきれいごとばかりでは済まされないと知らされ、もう一度組織の中に身を置いてやっていこうと決心する。
書いたのは男性だけど、女性側から見た目の職場の在り方が書いてあり、文章は判り易く読みやすかった
11時半、息子から
「届いたよー チーズケーキもクッキーも美味しかった
」食べたらすぐ出かけたのだろう。
「朝から作った甲斐があったよ。」には返信無く…
21時前、
「ステーキも旨かった
」昨日は焼くだけになったハンバーグを買ってきて焼いたそうだけど
「野菜食べてる？」に「キャベツ
」野菜サラダとは言っているけど大丈夫かな～
