心の赴くままに…

夫婦二人でのんびり、気楽に~

家族葬

2014-11-12 23:50:31 | 日記

風が冷たく強い。
不謹慎かもしれないけれど、早くから私たち兄妹夫婦4人だけで自宅でお別れをすることに決めていた。
母の妹や義弟妹や甥姪たちにも知らせないと…
甥にも帰らなくていいと言っていたけどやはり長男、「どんなに遅くなっても帰るから~」
我が息子は、ちょうどこちらに用事で向かっていた。
18時からのお通夜の最中に到着。
「もっと早く帰ってくればよかったのに~」と言うと
「だって亡くなったって知らなかったんだもん」そりゃそうだわね。
「いつ帰り着くの?」と訊いた時も
「おばあちゃん大丈夫?」って訊いたのに亡くなったって言わなかったものね。

息子は19時半過ぎに帰宅して、20時半に夫の従妹の所へ行って22時前帰宅。
甥っ子は20時頃到着したらしい。
息子の用事は11日葬儀が始まる13時から
告別式と重なった
甥は15時前の新幹線で大阪に帰ると言うので告別式のみでお別れ。
息子は用事を済ませて斎場に来た。
お骨を拾うのには間に合った。
従兄弟同士全く顔を合わせることも無くすれ違い。

母の兄妹・甥姪の最後の別れは入院して1ヶ月、母の弟の葬儀の日に病院に見舞ってくださって済ませた。
調子が悪い日で母は多分誰々だかわからなかったと思う。

初七日が終わってから皆には知らせると兄は言っていたけど、それではたった一人残った実の妹が可哀そう。
で、今朝叔母には電話をした。
「もうお葬式も済ませた」と言うと、「あの時会って帰ったから」と…
「とうとう、私は一人になってしまった。私ももう長くは無い」なんて言う。
「そんなに言わないで元気でいてね」と電話を切った。
兄夫婦は叔母たちが病院へ見舞ったことは知らない。
私と交代して兄がいない時にと言っておいたから~

町内の方々にも家族だけで見送りたいからとお断りを入れておいた。
ゆっくりと他の人に気を使うことも無く、静かに見送ることができて本当によかったと思う。
最後の一年間を母と密着して過ごしたので、母のいろんな思いや表情や苦痛が脳裡に刻み込まれている。
微笑んでいるような良い顔で最期。
義姉にすぐに来るように電話(10:08)して、到着して10分くらい。
兄妹皆で見送れて本当によかった。

祭壇や御棺の中を花で飾った写真をたくさん写したから叔母へ送ってあげよう。