恐らく最初は小さな嘘だったんだろうね。
しかし、
小さな嘘は最後には大きな嘘になってしまうということなんです」
自分と重ね合わせていたのか。
経歴詐称が発覚し、
活動自粛に追い込まれたショーンKこと
経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上は
以前、詐欺などの罪に問われた
“号泣県議”の野々村竜太郎被告について、そうコメントしていた。
「この方(野々村)は多分、
根っから悪い人というわけではないのでしょう」
などとも語っていたが、
今となれば“自己弁護”にも聞こえるから悲しい。トホホ
米テンプル大で学位、
ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得し、
パリ第一大学に留学……
なんてピカピカの経歴はぜ~んぶ嘘。
「年商30億円」も嘘で、
本名も「川上伸一郎」。
“小さな嘘”では済まされそうもない。
犯罪心理に詳しい人は「一般論ですが」と前置きしてこう続ける。
「ひとつ考えられるのは反社会性人格障害です。
これは凶悪犯罪者に多いイメージがありますが、
それだけではない。
嘘をつくことに罪悪感を持たず、
嘘で嘘を塗り固め、
自分をよく見せようとするタイプ。
表面的にはマルチな才能があるように見え、
話し上手で魅力的に映ります。
印象操作、自己演出に長けており、
相手をダマし、
奪えるものは全て奪い取ってやろうと考えています」
週刊誌によると、
川上氏の高校時代のあだ名は
「ホラッチョ(ホラ吹き)」というから笑えない。
さらに「色白で目鼻立ちは今より日本的」だったという
“整形疑惑”まで浮上している。
そうとは知らず、
4月から報道情報番組のメーンキャスターに
川上氏を据える予定だったフジテレビは大損害だ。
米国では25人に1人が反社会性人格障害なんてリポートもあるが、
関わるとロクなことはない。
「それこそ人生を破壊されかねませんが、
しれっと嘘をつけるので見抜くのは至難の業です。
反社会性人格障害者は自分にとって利用価値がない人間には興味がない。
逆に損をしそうな相手とは距離を置きたがる。
もし嘘で嘘を塗り固めていることに気づいても、
下手に責めると報復されかねない。
『黙っておくけど、あなたの嘘は分かっている』などと遠回しに伝えれば、
向こうから離れていくでしょう」
まさに触らぬ神に祟りなし、だそうですよ。皆さん