(サンケイスポーツ)より
あとは勝つだけ、勝たせるだけ!!
FA権を取得していた阪神・鳥谷敬内野手が、権利を行使せず、残留することを発表した。
外国人を含めた主力選手の流出を防ぎ、戦力の維持に成功した和田豊新監督は
「勝ちにつなげていくのが、われわれの仕事」と来季V奪回を誓ったという。
監督にとって、グロス90のスコア(*あんまり上手くないなぁ・)
それ以上に、会心の“ティーショット”だったに違いない。
新井、藤川、桧山に続き、鳥谷、福原の残留が正式発表。
まずは満願成就。顔ぶれはそろった。7年ぶりのV奪回へ。
いよいよ、本当のスタートラインに立った。
タイガースGCで行われたオーナー杯ゴルフ後、和田監督は「
ホッとしたというより、これでやっとスタートできる。
ちょっと落ち着いたかなという感じ。
これでもう一回チームがひとつになって、
シーズンに向かっていける」とすがすがしい表情だ。
このメンバーで、ひとつになろう-。
そんな慎監督の思いに、FA選手たちも次々と応え。
球団はマートン、ブラゼル、メッセンジャー、スタンリッジの残留に大筋で合意。
鳥谷は前日、直接電話をくれ、FAメンバー&助っ人の全員残留が決まった。
ならば今度は、自分が応える番だ。
この日はベストナインも発表され、残留宣言の鳥谷、平野、マートンが受賞した。
「(鳥谷、平野は)ゴールデングラブを含め、センターライン、
チームの中心となる選手が受賞するのは、喜ばしい。
それを勝ちにつなげていくのが、われわれの仕事」
1球団から3人の選出はセ・リーグ最多(パはソフトバンクの4人)だった。
自らの責任の重さを改めて口にした。
3人が選ばれて、チーム成績は4位。指揮を執る立場にも責任がある。
「今年は表彰、タイトルと多くの選手が受賞している。
それはうれしいことだけど、優勝と合わせ技じゃないと。
勝って獲りたいのが、選手の本当の気持ち。
来年は賞を2倍にも3倍にもできるシーズンにしていきたいね」と
優勝すれば、喜びも2倍、3倍。来季はチームの戴冠はもちろん、
個人タイトルも“総なめ”にする。
タイガースにはそれだけの力があると、信じている。
投手強化を目指しているが、FAによる大型補強に手を伸ばさなかった今季は4位。
Bクラスに沈んだ。
目新しさや起爆剤はないが、この戦力を維持できれば、優勝争いができる自信はある。
「トリと球児(藤川)にはチームを引っ張っていってほしい。
これから一歩一歩、前へ進んでいける状態に、やっとなりました」と新監督は安堵。
ホントにホントに期待してまっせぇ・・和田新監督。
小林宏の先発や久保のセットアッパー案など目に見える改革と同時に、浸透させる和田イズム。
“現状維持”ではない。
同じメンバーに和田流のスパイスを加えながら新しい『チーム』を作り上げ、優勝へ突き進む。
ほんまに来シーズンこそは・・気張ってやぁ・・
勝っても負けても・タイガース!!・・・・・虎キチオヤジ