古都の悲願が紆余(うよ)曲折を経てかなうことになった。
地方移転の検討対象となった中央省庁7機関のうち、
唯一正式に決まった京都府への文化庁全面移転。
2015年簡易国勢調査速報でも首都圏の人口増加が顕著で、
東京一極集中に歯止めがかからない中、
文化庁の京都移転は
政府が掲げる「地方創生」の成否を占う試金石になる。
具体的な移転場所の選定や費用負担のあり方など、
受け入れには今後も課題があるけど。
政府が地方創生の目玉として「政府関係機関の地方移転」の提案を募集したのに応じ、
府は昨年8月、文化庁の移転を提案。
地方移転に関しては各省庁が強く反発し、
文化庁京都移転も一筋縄ではいかなかった。
京都側の文化庁誘致の取り組みは10年以上にもわたる。
当初、庁舎の建設費については、
地方創生を掲げる国側が負担すべきだとの考えだったが、
「地元も分の負担をする用意がある」と熱意を示した。
現時点で移転費用は不明だが、
費用などを検討する文化庁移転協議会を設置するとした。
消費者庁が今月、徳島県神山町で実施した「お試し移転」では、
東京側との機密情報のやりとりで課題が指摘された。
文化庁についても今後、国と京都側とのさらなる駆け引きが
面白い記事を発見!!
「京都ぎらい」の著者で、
国際日本文化研究センター教授(風俗史)の井上章一さんの話
文化庁の京都移転は、
霞が関の人たちにとっては、左遷あるいは島流しと受け取るだろう。
職員はあきらめても家族が受け入れず、
単身赴任する人も多いのではないか。
「行きたくない」と思っている人に
頭を下げて来てくれるようお願いする洛中(らくちゅう)の人々を切なく思う。
移転により、
お役所仕事に関係した地元経済の一部は盛り上がるだろうが、
それよりも芸能プロダクションや
大手出版社を誘致した方が京都がにぎやかになり、
新しい産業も生まれ、波及効果が大きいのではないか。だと
オヤジ的には・・・・
京の人なら誰もが忘れもしない?
あの時の約束
都を一旦東に移すと言って・・
東の京都・・「東京都(俺は ひがしきょうと )読んでるけど・・
文化庁と言わず・・
都をマルマル返してくれぃ・・
約束を反故にする気ナンカイ・