《五条坂・陶器まつり》
今年も五条坂の『陶器まつり』に行ってきました。
毎年、8月7~10日まで夜の11時頃まで開かれますが、最終日の10日に
行ってきました。
『五山の送り火』とともに。 京都『清水焼』の発祥の地でもある「京都五条坂」。 この地に500もの出店でにぎわう陶器まつり。 約50万人のやきものファンが集まる五条坂界隈。 「五条坂 陶器まつり」は京都清水焼だけでなく全国の陶芸地から集まります。 この中から今年も私の気に入った物を見つけました。 今年は青磁。京丹波町の作家。澤田佳林さんの作品です。 お皿の真中にカニがいるのがわかりますか。図柄のモチーフは カニ以外に貝、リス等がありましたが、このカニが気に入りました。 この近くに「河井寛次郎記念館」がありますので、寄ってみました。 これは、次回に紹介します。
今や、『京都の夏の風物詩』になっている『五条坂 陶器まつり』。
《絽の黒紋付姿最後かも…「豆福」さん。》
豆福さんの黒の紋付、正装姿。いつみても綺麗ですね。
「艶」という言葉がぴったりです。
赤のテイシャツ姿は「松八重」の「とし」さん。 玄関前がアマチュアカメラマンと観光客の人だかり。 フラッシュで待ち構えているので先にとしさんが出て、フェイントをさせるところ。 八朔は黒の絽の紋付で、正装姿。 でも中には紋付姿の正装ではなく、着物でご挨拶する芸妓さんをちらほら見かける。 絽の黒紋付の着物は一年にたった一度だけ。八朔の日限りなんです。 独り立ちした芸妓さんは、着物はすべて自分持ち。 独り立ちする前は、着物はすべて置屋さんの持ち物。 豆福さんは「柴田」さんですが。 ですから、一年に一度限りの絽の黒の紋付の着物は置屋さんの借り物が多いとか。 ですから、「柴田」さんとこのように舞妓さん5人も引き連れて、芸妓「豆千花」さんが 挨拶回りするような大所帯になると、お姉さんの豆福さんとしては妹の芸妓さんに 渡さなければいかない。 ですから、今年の八朔が豆福さんの絽の正装姿は最後かも。 このように黒の絽の着物は 豆福さんの最後の絽の黒紋付姿。 じっくり堪能して下さい。 豆福さんのお店。mame.fu.shop に於いて。 http://www.gion-prana.com も覗いて観てください。
素敵ですね。
《八朔・特別な日》
八朔(はっさく)は改めて特別な日を感じました。
八朔の日の正装は黒の絽の五つ紋付。そして、髪型は正月と同じ「奴島田」。
かんざしは八月の「すすき」です。
そして、襟足は三本足です。
髪型「奴島田」
襟足は三本足
絽の着物の状況
がよく解ります。
この舞妓さんは
かんざしが
「あさがお」です。
めずらしいです。
途中から「先生」と称するカメラマンが登場して、4台のカメラを持ち
なにやら、パチパチ撮り始めた。
私は遠慮しながら片隅で写真を撮っていたが、「先生」は堂々と玄関の真中で
撮り始めた。挙句の果てに、芸舞妓さんにポーズまで要求して。
この先生あとで、豆福さんに聞いたら、「溝縁ひろし」先生とおっしゃって、祇園界隈では
有名なプロのカメラマンで写真集の本を何冊か出しておられる。
私もそういえば、「祇をん 市寿々」の写真集を見たことあるが、
何か記念撮影的な写真集で、写真のテクニックはあるが、「心」があまり
感じられなかった。
芸舞妓の写真集が少ないのでもてはやされてはいるが、私はあまりすきではない。
写真から訴えるもの、心が私は感じられない。