二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

千葉新人句会・9月~大切なのは「切れ」

2018年10月03日 | 俳句
気が付けば金木犀が香る季節になっています

まだ少し気分は夏の余韻が残っているのに

季節はすっかり秋なのですね



9月の新人句会のご報告です

まずは山崎主宰の言葉から


・「~し」は過去のこと。俳句は「今」を詠む

・昔のことでも「今」のこととして詠む

・花(コスモス、彼岸花)で「揺れる」はあたりまえ

・きちんと整えすぎない。驚かせて欲しい

・終止形より連用形で

・俳句は短いので、色々意味を込めるのは無理

・アクセント、インパクトは大事

・事実を述べただけでは詩にならない

・漢語ではなくなるべく和語で

・俳句は泥臭いもの。あえてきれいにしない

・難しい漢字や言葉は使う必要はない。言葉に凝る必要はない

・俳句はわかる人がわかればいい

・俳句で一番大事なことは「切れ」

・「切れ」がなければ川柳
「切れ」があれば俳句

・一本棒の句は説明になる

・「切る」という気持ちがあるかどうか。体言、なり、けり、など




今回は「切れ」について沢山いただきました

ついね、一本棒の句にしてしまうのですよね、私

なんか勢いがあってカッコいいような気がして

この句はあえて切ってません!

という気持ちなのですが

大概ダメです

その試みは失敗に終わることがあります

確かに俳句は十七文字と短いから

「切れ」があることによって断層がうまれ

世界が広がるのですね

十七文字でも字数以上のことが言えるのですね

そう考えると

切らない手はないって気になります!

あなたの句

川柳になっていませんか?

「切れ」をつくって説明文でない

素敵な俳句という詩にしましょう


檸檬は秋の季語