二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

花の句

2019年08月15日 | 俳句
長い梅雨のあとは猛暑到来

今日も暑いです

この暑さは台風の影響とのこと

日本列島の西には台風

東は暑さ

全国的に厳しい天候です

皆さま、くれぐれも用心ください




さて

ここのところ私事に忙しく

俳句をこっちに置いている日々でした

やっと落ち着いた今日

久しぶりに俳句と向き合っております



...しかし出来ん!

一句も出来ない

そんなときにはこれ

もう20年も前に発行された

山崎聰主宰の「季語のある風景」を読んでみます

月毎にその季節の季語と

それにまつわるエッセイが添えられた

響焔誌に連載されたものを纏めたものです




さっそく8月の章を見てみましょう

「炎天」「蟹」「花火」「汗」など

全部で12の季語について書かれています

そのなかで「夾竹桃」の章に

こんな言葉がありました



「花などを俳句で扱うのは実に難しい。絶対にその花でなくてはならないという、動かぬものとして一句の中に存在させるのが難しいのだ。(中略)その花の本質まで踏み込んで、それが今の自分とどう関わるのかを書かなければ、花はただの添え物になってしまう。」



自分の句を振り返ると

添え物の花達、います

その季節に咲いてるから~

と、安易に持ってきていること

ありますよね、きっと




でも確かに

自分の中でその花の

他には変えられない存在感を感じたとか

その花が、句の言いたいことに

ビシーっとハマったと感じたときは

手応えがあります

そういうときは

句会にも堂々と出せますが

添え物感あり、と自覚しているときは

そーっと出す...




それにしても我が主宰

言っていることがぶれないな~

20年前も今も言っていることは同じ

「本質まで踏み込め、本質を見ろ書け」

もうすっかり身に染みています

実践できるかはまた別の話ですが...