二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

響焔11月号~かたちではなくこころ

2019年10月26日 | 俳句
先月末に母が亡くなりました

葬儀も終わり

今は亡くなった後の

手続きや片付けなどをしています

今はまだ忙しさもありますが

俳句に向かう気持ちになれなく

今月はすべての句会を休んでいます




そのようなわけで

記事にすることがありません

ですので私が所属する「響焔」誌の今月号より

主宰の言葉をご紹介します




編集後記の山崎聰主宰の言葉より

「『下手上手は気にするな。上手でも死んでいる画がある。下手でも生きている画がある』と云ったのは、画家の中川一政だったか。
世阿弥も『上手は下手の手本なり。下手は上手の手本なり』と云っている。通底するものは同じだろう。
俳句も同じことが云えるのではないか。うまいなあと思うが感動しない俳句。決してうまくないのだが、何か心に訴えてくる俳句。つまり俳句も、かたちではなく、こころだということか。」


また巻頭ではこうも言っています


「俳句という形があってそれに合わせて何かを云ったのでは俳句以上のものはできない。自分勝手に思うことを云ってそれが俳句になっている、というのがいちばんいいのだ。季語などあとから考えればよいこと。」



俳句の形ばかりにとらわれない

歳時記にあるような、いかにもな季語を使わない



いつも句会で言われます

しかし初心の頃はこれが実は難しい

俳句をやっているのだから

俳句の形にしたいわけです

でも句会で私がいただくのは

そうでない句ばかり

何故か?

読んでいて心に何かが残るから

読後にワクワクするから

感性を刺激されるから




「かたち」より「こころ」

何事にもね





コメント (6)
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