二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

ネット句会〜9月

2020年09月18日 | 俳句
句会のご報告が溜まっています…

まずは9月の響焔ネット句会から



山崎聰名誉主宰特選


花屋から秋の始まる大路かな  千枝子

丸善は遠いところかレモンの黄 澄

秋が来る消印は風の色して   真代



米田規子主宰特選


東京や一寸先は虫の闇     五月

ひと粒は涙のかたち青葡萄   多恵子

秋兆す胸底にいま青い地球   マリ子


「俳句は事実を事実として云ってもつまらない。"虚実は膜の間"が大切」

という

山崎名誉主宰の言葉を今回いただきました

虚実皮膜の間とは

「芸術は虚構と事実との微妙な間にあるもの」

という

近松門左衛門の芸術論ですね

俳句も然り

目の前の景をきれいに写しとるだけでなく

そこに少しのスパイス(虚。作者の感性)を…

ということでしょうか

ここを考えるのが楽しいわけですね




最近スマホの見過ぎなのか

首の痛みが酷く

動かすたびにゴリゴリ音がします

頭痛や眼精疲労もつらい毎日です

ストレッチやマッサージですこし良くなってきました

皆さんもほどほどに…

(そんなわけで、句会のご報告が遅れがちです。体調がいい時にアップしていきますね。お赦しを〜)