今年も行って来ました、将棋の日本シリーズ決勝。舞台が東京になってからは皆勤賞…。会場は、有楽町のよみうりホール、日比谷公会堂、再びよみうりホール、ビッグサイトときて、今年は将棋連盟のお膝元、千駄ヶ谷の東京体育館というところ。去年と同じく子供大会と同時開催(実はこれがクセモノだったりするのだが…)。
今年の決勝は森下卓2007年JT杯覇者VS深浦康一王位。JT杯は将棋の他の棋戦と違いタイトルホルダーも一回戦から勝ち上がらないといけないので、連続決勝に来た森下は立派ですね。そして対局相手は弟弟子であるという深浦康一王位。まあ、現在の勢いからいうと、深浦乗りで間違いないはずなのですが、過去の対戦成績は森下の2勝0敗。
で、いきなり結果を言いますと、勝ったのは森下!これで2連覇。内容は矢倉対変則居飛車囲いの相居飛車だったので振り飛車しか知らないワタクシには何がなんだかわかりませんでした。ちなみに前座の子供大会の方も、低学年決勝は横歩取り、高学年決勝は振り飛車対居飛車でも相穴熊とイマイチ興味がわかないものでした……。
今回、観戦していて思ったのは、イベント長いということ。2時過ぎに開場して終わったのが6時過ぎ。そのあいだ、狭い間隔の安っぽいパイプ椅子に座ったままだったので疲れてしまいました。
このJT杯、前回から子供大会と同じ会場になったのがプロ将棋観戦に来た観衆にとっては非常に具合が悪い。ホールにパイプ椅子というのもアレですが、子供大会が予定通り終わらないので時間が押すし、実際の決勝が始まっても常に周りを子供たちが空席を探してたえず徘徊している(そしてそれを見た他の子供が空席があると思いやってくる)のも正直参ります。
今回、将棋の公式戦というイベントとしてみた場合、かなり退化した印象は拭えません。子供大会がメインで、プロの対局はおまけ(実際プロの対局中に席を立つ人が多かった)という感じになってきてしまっているような。まあ、観戦はタダだから仕方ない……ヵ。
東京体育館。ワタクシ、東京に15年ほど住んでいて、千駄ヶ谷も幾度となく来たことがありますが、こんな建物があったとは。
スタンドも埋まっています、が、たぶんプロ将棋に興味がある人はほとんど居ないのでは。まあ、親御さんの休憩スタンドですね。
対局前の鋭い視殺戦……にはならず。
戦形は矢倉系の相居飛車。これまでの対局から可能性が高かった一手損角がわりにならなくて良かった…が、内容の難しさは似たようなもんですか。
見てみぃ、記録係のこの面。貫禄ありすぎでしょ。
で、終了。兄弟子・森下の勝ち。
感想戦で疎外感を味合う進行役の女性。
賞金500万円をゲットした森下。この日一番の笑顔。
深浦は150万円ナリ。なぜか頭に手をやる森下。
V2ですよ!
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