ボトムブラケットとやらを抜いてみる。

クロストレイルで走っていると、ずいぶん前からというか、買って1000kmくらい走った頃には既に、どこからか、コツコツという音が時々していました。最近になってそれがひどくなってきたので、気になっていたのです。

クランクを回しているときにしか音はならないので、クランクセット、ボトムブラケット、ペダルのどれかに原因があると思うのですが、ペダルはローバー268のヤツと交換してもまったく状況は変わらなかったので、クランク＆BB周辺かな、と。

クランクみたいに力がかかるところは素人的に触らない方がいいのかもしれませんが、何事も経験ということで、クランクを外す工具と、BBを外す工具を買ってきました。それぞれ1000円ちょい。

MTBメンテの本を見ながら、ちょいちょいと、結構簡単にクランクとBBを取り外すことが出来ました。入っていたBBはshimanoの四角タイプカートリッジ式の中の一番下のグレードのもの。本当ならついでにBBごと換えたいところですが、どんなものがクロストレイルに入ってたのかわからなかったので、用意できていません。近所の自転車店には売ってないだろうし、大宮あたりの店にわざわざいっても逆に最近の一体型のものしか置いてないかもしれないし。

結局、こびりついていた古い油のカスみたいなものを拭いて、グリスをたっぷり塗りなおして、そのまま、もとの通りに（なっているといいが）戻しました。で、近所をテスト走行しましたが、コツコツ音はまったくもってして解決されていませんでした。あれあれ。

どうしますか、BB交換で直るならいいですけど、そろそろクランクセットごと換えたくなっていますし（9月頃に新LXが発売予定）、そうすると、BBもそれようのものになるはずですから…。でもまあ、BB自体は高くても5000円しないので（クロストレイルについていたやつは1000円ちょいのもの。こういうところでコストカットしてるからなあ）、在庫を見かけたらとりあえずゲットですね。


まず６画レンチで蓋を取る。最初は携帯ツールについていた工具でやろうと思ったのですがまったく歯が立たなかったのでちゃんと長いレンチを使いました。


クランクはBBの軸に押し込まれているので、それを押し返して引っこ抜く必要があるわけで、そのための道具がコレ。逆に着けるときは、六角レンチだけしか使わない。もし走行中に外れても一応携帯工具があれば再装着は出来るということですヵ。


BBを外すのはまた別の工具。右左にネジ山（？）があり、それにはめて使います。”教科書”によると、左を緩めてから（外してはいけない）右を外し、左を外すとなっています。特に右側のネジ山が短く、力を入れるとすぐ工具がずれて中々うまくいきませんでしたが、なんとか。


外したBB。汚れてはいますが、別に腐食しているわけではないので、問題ないかと。問題はブラックボックスとなっている中身の方かもしれないです。でもネットで調べて見ても走行距離1万キロ程度で壊れることは無いとなっていますが（クロストレイルの買ってからの走行距離は8000kmちょい）。


BBが入っていたところ。ここも汚いが、音に関しては大した問題でも無いはず？とりあえず綺麗にして、グリス塗っておきましたが……。

本日の走行：クロストレイル
走行距離：29.56km 平均走行速度：21.8km/h 最高速度：計測ミス
平均ケイデンス：72rpm 最高ケイデンス：計測ミス