カリフォル二アのロサンゼルスから、生活情報とフライフィッシング

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アメリカはまだクリスマス・イブです

2005年12月25日 | こよみ
日本では何時からクリスマスが恋人同士で過ごすロマンティックな夜女性が男性から素敵なプレゼントを頂ける日になったのでしょうか?

やはり日本の小売業界の戦略があったのでしょうか?

アメリカでも商業主義的なシーズンであることに代わりがないのですが、日本人のようなある種ロマンチックなムードとは大きく違います。

今年から留学でロサンゼルスに来ている姪が『クリスマスは恋人同士で過ごすものでしょう!』の言葉には、とってもビックリでした。

クリスマスはバレンタインデーやバースデーとは違います。

なぜ日本ではクリスマス=ロマンティックになったのでしょう。

アメリカのクリスマスプレゼントは日本のお歳暮に似ていますし、クリスマスに家族が集まるのは日本のお正月に似ています。

恋人同士でホテルで過ごす事など殆んど無く、帰省のため飛行機が満席になるのです。

そしてクリスマスの日には教会へ出かけ、帰ってきてツリーの下にあるプレゼントを家族であけるのです。

クリスマスは家族が集まる、そして宗教色の強いお祝いの日です。

なぜ日本では男性がクリスマス・イブの為にホテルの部屋を用意するのでしょうか?
誰がこんな不思議な日に作りあげたのでしょう?

クリスマスはイエス・キリストの誕生日、そしてそれを生んだ母は、カトリックでは聖母マリアと呼ばれ処女懐胎したと信じられているのです。

そんな聖なる(?)日に、恋人同士がロマンチックなことに躍起になるのでしょう。
日本に仏教徒や無神論者が多いからと言って、商業目的だけでこのようなことになったのかが、いつも不思議に思えてなりません。




でも世界中クリスマスですので、Happy Holidays!