米作り奮闘記 高齢舎(田中ファーム)

還暦を迎え、ラストチャレンジは米作りです。孤軍奮闘、手探りの米作りは、どうなるでしょうか。

高樋の一里塚

2014年05月24日 | 風景
国道10号線からR391へ、高速ガードを過ぎて右にカーブする所の脇道に『高樋の一里塚』が建っています。

かつて重富駅から山田方面への幹線道路だった頃の名残です。

石碑の文字は消えかかっていますが、横の案内板によると『重富停車場から一里』と読めるのだそうです。

もしかしたら、同様の石碑がこの道の先にも残っているかも知れません。

軽トラのバッテリーが…

2014年05月24日 | 稲作
長ネギの収穫が終わった畑をトラクターで耕していたら、突然、義父から電話が有りました。

姶良市北山で、ダイハツの軽トラが動かなくなったそうです。

原因はバッテリー上がり、早速、チャージケーブルを持って向かいました。

まだ、明るい時間だったので良かったけど、夕暮れ時だったら少し怖い山中に軽トラが止まっていました。

間の悪いことに、携帯電話を持って行かなかったそうで、里まで降りて民家で電話を借りて連絡したそうです。

田舎の気丈な年寄りとはいえ、さすがに歩き疲れているようでした。

ケーブルをつないで軽トラは生き返ったのですが、帰ってからバッテリーを調べると中の薬剤が噴き出していました。

整備不良のバッテリーは完全にオシャカなので、『ホームセンターナフコ』で購入して交換しました。

余談ですが、特売のバッテリーは『G&Yu MF40B19』、2916円(税込)という驚きの安さでした。「うーん、また直ぐ止まるか」と思いましたが、一年保証付きなので安心です。



畦波板

2014年05月24日 | 稲作
もち米を植え付ける5アールの田んぼに、水漏れがひどいので『畦波板』を設置しました。

クボタの溝きり機で土を上げて、約30mに埋め込みました。

これまでの畦波板よりもかなり頑丈で、ジョイント式になっているのが特徴です。

耐久性も良いらしく、草払い機にも耐える強度があるそうです。

田んぼが石ころだらけ

2014年05月24日 | 稲作
豊留にある15アールの田んぼに、アルミのバケツを持って出かけました。

此処は、 別府川水系の山田川沿いで耕地整理され管理しやすい田んぼですが難点が有ります。

大昔、このあたりは川床だったので、石ころだらけの圃場なのです。

トラクターで耕すと、時たまガガガッと衝撃が来ます。

きりがないのですが、一通り拾ってあげました。

今日は、バケツ2杯分の石ころを取り出しました。大きいのは15センチ近くありました。


種籾が届きました

2014年05月23日 | 稲作
うるち米の作付け面積は、昨年と同様に60アールです。

少ない人数で、掛け干しで収穫するので労力を考えればギリギリの広さです。

今年は、試験的に10アールで三井化学アグロ(株)の『みつひかり2003』を作付けします。

この品種は、長穂で1,5倍の増収が望め、大粒で良食味、倒伏しにくいなどが特長。

さらに、登熟期間が長く収穫時期を分散出来るので、ぼちぼちと米作りをするには、願ってもない品種だと思いました。

今朝届いた種籾と『ひのひかり』を比較したら、若干、『みつひかり2003』(写真上)の方が厚みがあって大きく見えます。

23日の朝、種籾を義母にお披露目しました。すると「試験栽培とか、挑戦とか張り切ってるけど、穫れたお米が美味しくなかったらどうするの?」と諭されてしまいました。

農の先輩の言う事なので有り難く承りましたが、実のところ一番痛い指摘でした。だけど、それも覚悟の決断、一粒残らず食するつもりでいます。

もう直ぐ、育稲作業が始まります。美味しいお米が穫れますように。
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勝みなみ 九州女子選手権は2位

2014年05月21日 | ゴルフ
九州女子選手権競技(5月20~21日、熊本県・玉名CC、6399 ヤード、パー72)の最終日、トップから1打差の2位からスタートした勝みなみ(鹿児島高1年) は、75とスコアを3つ落とし通算2オーバー。トップから5打差の2位に終わった。

通算3アンダーで優勝したのは、 田中瑞希(熊本 国府高1年) 。初日単独トップ、この日も71とスコアを1つ伸ばし、首位を守って逃げ切った。

25位までの選手が、日本女子アマチュア選手権(6月24日~28日、茨城県・大洗ゴルフ倶楽部)への出場権を獲得した。 ブログランキング・にほんブログ村へ
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勝みなみ 九州女子選手権2位スタート

2014年05月20日 | ゴルフ
九州女子選手権は20日、熊本玉名CC(6399ヤード、パー72)で第1日が行われ、国内女子ツアー最年少優勝記録を更新した勝みなみ(鹿児島高1年)が首位と1打差の2位につけました。

首位に立ったのは、 2アンダーで回った田中瑞希(熊本 国府高1年)。

6月の日本女子アマチュア選手権の予選を兼ねたこの大会、明日も勝選手の粘りに期待します。
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みつひかり2003栽培暦

2014年05月20日 | 稲作
甘くて美味しいお米を食べたいと思い、昨年から稲作に取り組んで来ました。姶良の地に根を下ろして、体の続く限り稲作を極めようと思っています。

長かった在京時代の主食米は、『あきたこまち』、『ひとめぼれ』、『こしひかり』の三品種でした。どれも、炊きたてから見栄えのするお米で、とても美味しくて甲乙つけがたい味わいだったのを覚えています。

Uターンしてからは、身内が生産している『ひのひかり』が主食米になりました。小粒で見栄えは劣るけど、もちっとした食感や甘味は満足出来るお米です。県民米『あきほなみ』よりも地域の条件に適しているので、育てやすさも魅力です。

米作りをするようになってから、沢山の先輩農家さんの話を聞きました。お米の価格が安定していた時代は、一粒でも多く収穫したいと考えたそうです。減反政策がすすむと、収量は少なくとも美味しい売れるお米を作りたいと考えたそうです。長年の間に、殆どの方が数種類の品種を試されていました。

自由化が進行中、 集約型が主流になってジワリと米作りの環境が変わっています。

2014年の『田中ファーム』では、種籾1キロが4千円超えという高価なF1『みつひかり2003』を栽培します。住吉池周辺では唯一、新品種『みつひかり』の革命的な圃場が出現することになるのです。

2013年に穫れた『ひのひかり』の流れですが、1家族で食べる、2身近かな人に差し上げる、3精米して知人に買っていただく、4米の業者さんに売却するなどで、全てのお米を消化出来ます。
今度の『みつひかり』、1については、良食味を期待して食するつもりです。2については、鹿児島県では珍しい品種なので話題性が有ります。3については、収量1,5倍強が見込めるので、販売価格を『ひのひかり』の半値近くに下げられる可能性が有ります。4については、試験栽培なので一切考えていません。

近隣の圃場への影響が有るかもと心配しましたが、開花時期が違うので影響は少なそうです。それよりも、草丈が1m以上になるそうなので、掛け干しの高さが心配になります。それと、脱穀後の藁を飼料藁として引き取ってもらえるのか気になります。また、登熟期間が長いので収穫時期が10月下旬頃と遅くなります。

開発した三井化学アグロ株から送られてきた『栽培暦』を見ながら、ここまで思い付くことを書き綴ってみました。昨年以上に楽しみな米作りになりそうです。見かけた方が、驚いたり、意見をくれたりしたら最高です。
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水口ユキエ 中津野用水路創設者の物語

2014年05月17日 | 風景

姶良市は平野が広がり、別府川や住吉池からの用水にも恵まれているので、稲作中心に農業が栄えています。しかし、別府川水系の山田川と蒲生川が合流する山田、中川原、中津野(当時は帖佐郷)地域は高台の為水利が悪く、江戸中期までは水田が無かったそうです。

米作りができなかった頃、この辺りの農家はとても貧乏な暮らしだったので、嫁をめとるのも難しかったそうです。ところが、水口門(ミズグチカド)のユキエという15歳の少女によって、地域の農業や暮らしぶりは大きく変化をしました。

言い伝えによると、ユキエは深水の女生嶽に登り、自分の股の間から『股のぞき』をして地勢を観たのだそうです。そして、山田川上流の山田から中津野まで引水するという提案をしたのです。一人の少女の提案は大人たちの心を動かし、山田地区に設けた取水堰『山下井堰』を起点に、総延長4kmの『中津野用水路』が1752年(宝暦2年)に完成しました。潅漑面積は山田地区が32ha、中津野地区が34haという広さでした。

いつから工事が始まったのか不明ですが、着工当初は村人たち総出で水路造りをしていたものの、農繁期にはユキエが独りで掘り続けたという話が残っています。隧道は当時9カ所も有ったそうですが、測量技術が発達していなかったであろう時代の難工事の苦労がうかがえます。また、用水路を勢いよく流れて淀みなく中津野まで達していますが、高低差はどうやって確認したのでしょうか。水路が終点になる中津野では、独特の工夫も施されていました。圃場より水路がかなり低くなっているけど、圃場ごとにある取水堰に大型の仕切り板を差し込むと、水勢で一気に冠水出来るそうです。

こうして、地域の人々に多大な貢献をしたユキエでしたが、あろう事か水路が完成した後に村人たちによって殺されてしまいました。心無い村人たちは、大人が出来なかった大偉業を成し遂げてしまったユキエを、将来何をしでかすか末恐ろしい女だと恐れてしまったのです。

その後、ユキエの家族は農民でありながら「水口」という姓を特別に授けられ、代々、用水の管理という重責を任されました。中津野地区には、水口姓の民家が多くありますが、おそらく、ユキエの遠い縁者なのかもしれません。

同年12月に、水口邸にユキエの石祠が造られて、ユキエの霊牌が安置されました。

石祠は、中津野公民館横に移設され保存されています。その作業に携わった人によると、末裔の方が高齢になり個人で管理するのが困難になったのだそうです。

石祠は、1974年(昭和49年)5月に当時の姶良町の文化財に指定されました。また、 山田地区の『山下井堰』の脇には、1951年(昭和26年)4月15日に建立された『水路創設者ユキエ嬢』の記念碑もあります。

「中津野用水路」は、200年以上経った現在でも用水路として活用されています。約4kmの水路は、『ナフコホームセンター姶良店』が出来たときに一部分が南寄りに流れを変える改修が行われました。また、水路沿いの自治会の方々が、年に一回掃除をして守っているのだそうです。

水路をたどって歩くと、並行する山田川がはるか下を流れていました。手作業で岩盤をくり抜いた隧道(当時は9ヶ所あった)は、すぐ近くまで行って覗き見ることが出来ます。途中には、揚水の為に近年作られた水車も有りました。

ユキエの偉業は、幾つかの逸話を織り交ぜながら語り継がれています。中津野で20アールの田んぼを守っている80歳の女性は、子供の頃に母親から「昔話」としてユキエの話を聞いたそうです。実行しなかったけど水路をたどってみたいと思っていたそうなので、撮りためた水路の写真を見せると喜んでくれました。

現在、水路沿いにひろがる豊かな田園風景は、ユキエが残してくれた貴重な景色です。

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三和フェリー

2014年05月17日 | 旅行
長島町の蔵之元港と、天草の牛深港を結ぶ『三和フェリー』に乗船しました。

出航待ちで寄ったターミナル横の民宿『えびす屋』には、長島海中公園を観られるグラスボートが有りました。

孫のRIO君が乗りたそうにしていましたが、次の機会のお楽しみにしました。

W杯ブラジル大会 日本代表決定

2014年05月17日 | 風景
W杯ブラジル大会が6月12日(現地時間)に開幕しますが、日本サッカー協会は12日、日本代表メンバー23人を発表しました。

鹿児島県関係では、遠藤、大迫、伊野波の3選手が選ばれました。

某コンビニでユニフォームのレプリカを見る度に、いよいよだなと日本代表の活躍に思いを馳せてしまいます。

W杯ブラジル大会日本代表

【GK】川島永嗣(スタンダール、31歳、2回目)、西川周作(浦和、27歳、初めて)、権田修一(FC東京、27歳、初めて)

【DF】今野泰幸(G大阪、25歳、初めて)、伊野波雅彦(磐田、宮崎市出身、鹿児島実高卒、28歳、初めて)、長友佑都(インテル・ミラノ、27歳、2回目)、森重真人(FC東京、26歳、初めて)、内田篤人(シャルケ、26歳、2回目)、吉田麻也(サウサンプトン、25歳、初めて)、酒井宏樹(ハノーバー、24歳、初めて)、酒井高徳(シュツットガルト、23歳、初めて)

【MF】遠藤保仁(G大阪、鹿児島市桜島出身、鹿児島実高卒、34歳、3回目)、長谷部誠(ニュルンベルク、30歳、2回目)、青山敏弘(広島、28歳、初めて)、山口蛍(C大阪23歳、初めて)

【FW】大久保嘉人(川崎、31歳、2回目)、岡崎慎司(マインツ、28歳、2回目)、本田圭佑(ACミラン、27歳、2回目)、香川真司(マンチェスター・ユナイテッド、25歳、初めて)、清武弘嗣(ニュルンベルク、24歳、初めて)、柿谷曜一朗(C大阪、24歳、初めて)、斎藤学(横浜M、24歳、初めて)、大迫勇也(1860ミュンヘン、南さつま市加世田出身、鹿児島城西高卒、23歳、初めて)

RBZドライバー

2014年05月15日 | ゴルフ
久しぶりに知人宅を訪問したら、玄関にテーラーメードの『RBZドライバー』が置いてありました。

「おっ、いいね」と言うと、「持っていって良いですよ」と、まさかの返事でした。

彼によると、しっくり行かなかったらしく、久しく使っていなかったのだそうです。

モデルチェンジが早いテーラーメード、RBZドライバーは2012年に発売されたモデルですが、2009年の『R9MAXドライバー』を使用している身にとっては最新とも言えるギアです。

嬉しさを顔に出さないようにしながら、有り難く頂戴しました。

明日は、お誂え向きに農業仲間のコンペなので、早速使ってみようと思います。

大根おろし

2014年05月14日 | グルメ
辛~い『大根おろし』が、出来上がりました。

薬味の極み、口に入れるとピリッと来るくらい辛味を感じました。

生の大根と大根おろしは同じものかと言うとそうではありません。 大根はすりおろすと、「イソチオシアナート」と呼ばれる成分が生成されます。これが大根おろしの辛味の主成分です。イソチオシアナートは、わさびな どにも含まれているものと同じタイプの辛味成分です。「イソチオシアネート」には、たくさんの健康によい作用が期待できます。解毒作用 や殺菌作用、抗炎症作用、食中毒予防、発がん抑制、血液サラサラ効果で血栓予防、消化促進、抗酸化作用により美肌やアンチエイジングの面でも効果があるとされています。 (参考資料)

と言う事で、大根おろしが体にとても良いことが判りました。

そら豆を茹ですぎました

2014年05月14日 | グルメ
雨が降りそうなので、午前中に畑に出かけて『そら豆』を収穫してきました。

夜食のサイドメニューに茹でて食したいと思います。

ネットで茹で方の黄金比率を検索、トライしてみます。

水 1リットル
塩 大さじ2
お酒 100ml

茹で時間は2分となっていたのに、ちょっと、茹ですぎました。

それでも、ホクホクとして美味しくいただきました。