la marmellata di fragole

イタリア語でイチゴのジャムという意味。旦那さんミケレがイチゴジャムが大好きなため、家にはいつもイチゴジャムが。

眠れない夜

2021年04月30日 | 仕事
いつでも、どこでも、眠れる私には珍しく、今夜はなかなか眠れません。


その理由は、明日が今まで6ヶ月働いた職場の最後の日だから。


いろんな理由があり、自分で決断したことだけど、


毎日のように過ごした入居者さん(お年寄り)と一緒に働いた仲間たちと会えなくなるのはとても寂しい。


こんな状況で、そこで働いていなければ遊びに行くことも出来ない。このコロナ禍の厳しさをここで実感。


今思い返してみても、本当にいい仲間達と楽しく働けた、いい時間を過ごせたなと思います。


前に働いていたところよりずーっと短いので、もっとサクッといけると思ったけど、そういうものでもなかったみたいです。


かわいらしい人、手のかかる人、優しい人、みんな違って、お年寄りというものはいいなと思います。


歳をとった分ある意味自然体になっているというか。


いろんな意味でいろんな不便さ不自由さ、寂しさ、悲しさなんかと戦いながら、頑張って生きている。


それをある時はサバサバと、ある時は優しく笑顔で、あるときは辛抱を切らしてぶっきらぼうになりながらも、サポートしていく介護士の仕事。やっぱり私は好きだし、向いているとも思います。


日本から数えるとトータルでは10年くらい主にお年寄りの介護をしてきました。


5月からの新しい仕事はほぼ初めての障害者さん達とのお仕事。


心配もありますが、わくわくする気持ちの方が上かな。


とりあえず明日はちゃんとみんなとお別れ出来ますように。


今夜は隣でいびきをかいている旦那さんと、部屋の隅で丸くなって寝言を言ったり寝息を立てたり、体のどこかを舐め回したりしているワンコ、賑やかです。


いつもこんななのかな、私が真っ先に寝るから気付かないのかも。




施設からの風景。遠いけど、とても素敵なところです。



9月の風に乗って

2020年09月21日 | 仕事
今やっているシーズンバイト的な体温を測る仕事もあと2日で終了。


フリーランスの自由さを捨て、


また固定の介護士に戻ることにしました。


新しいことを始めるのは、ワクワクが付き物。


2020年に入ってフリーランスになってから、いろんな職場に回されたおかげで、自信もついたし、怖さみたいなものもなくなったかも。


単純に新しい人びととの出会いが楽しみです。




朝4時半起きが終わるのが嬉しい♡


パン屋にはなれない私。









縫い物と読書の午後。

2020年07月22日 | 仕事

ずいぶん退屈に見えたこの熱を計る仕事、


なかなか味をしめて来ました。


もう1人の同僚が、午前中のシフトの方が都合が良いとのことで、


私は午後のシフトをすることが多いのですが、



とにかく人が来ることが少ないので、


好きなことをしていられる。


ここ3日は、ほつれた洋服とか、穴が開いた靴下とか持ってきて、チクチク縫い物しています。


それ以外に、家計簿をつけたり、


バカンスのホテルの予約とか、新しい家に必要なものの注文とか、友達と会う計画とか、


自分の秘書をしている気分。


こういう携帯やパソコンでやる作業で、私達は毎日どれくらい時間を割いているんだろう。。



便利になったんだか、ややこしくなったんだかというところですね。



午後18時くらいからは、本を読みます。


外国語の本を読むのがすごくのろい私。


小説を何日かかけて読んでいると、自分の世界と、本の中の世界と二つの世界を生きているみたいな感覚になるのが好きです。


ここ10年くらい、母親になってからはこんなチャンスはなかったなと思うので、


こんな生活を楽しもうと思います。




真夏のイタリアより。




仕事日記 

2020年07月14日 | 仕事
 
しばらくブログ書いていなかったので、


ちょっとしたこれまでの1年弱くらいの生活の変化を話します。


まず、去年の10月末ごろに、3、4年働いた介護施設を辞めて、


ちょっとしたオンラインで出来る仕事に手を出したものの、


やっぱり介護の仕事が恋しくなり、今年の1月から、フリーランスの、日本語で言うと派遣的な介護の仕事を始めました。


前の仕事が(特に最後の方は)体力的にもかなりきつかったので、


どこに行っても、大変に感じることはなく、


初めての病院での仕事、なかなか楽しんでいました。


今年は3ヶ月日本に帰ろうと決めていたので、自由のきくフリーランスの道を選んだのですが、


変更や、急な要望が多いので、子供を持っている人にはやりづらいところも多くあります。


仕事の量も安定してないので、すごく忙しくなったり、暇になったり。


そんな中コロナウイルスの非常事態になり、まだ病院でもそこまで警戒されていない中、


4月の頭頃に働いていた病院でほとんどの介護士、看護師が集団感染。


私も想像通り陽性になり、3週間の自宅待機。

でも、私も家族もみんなすごく元気でした。

Zaraのお散歩は下に住んでいるカップルが1日3回行ってくれて、本当に助かりました。

イタリアでは丸2ヶ月以上本当にみんな閉じこもったので、


普段あまり会う機会もなかった近所の人達と、ずいぶん仲良くなりました。


3週間経って、2回目のテストも陰性だった後は、今度はコロナウイルスの病棟で働くことに。


そこでは若い子が多いとても可愛らしいグループが待っていて、和気あいあいと、とても楽しく働けました。


仕事環境って本当に大切だと、改めて実感。


完全防備の仕事もあまり苦にならずあっという間でした。

私の中で、一夏のシーズンバイトという気持ちで、いつか終わってしまうという心構えで、その時をめいっぱい楽しめました。


患者さんもどんどん減り、6月半ばにそこの病棟を閉めて、


今は大きい工場の通勤して来る職員や外部から来る人の熱を測る仕事をしています。


朝5時半からという点と、午後のシフトは22時半までというところを除いては、

とっても楽な仕事。


午後はほとんど人が来ないので、本を読んだり、日常の計画なんかを立てながら、のんびり過ごします。


そういうわけで、ブログも再開しました。


こういう時間も必要だったのかもなー。なんて。


近くに美味しい持ち帰りfoodのインド料理屋さんを見つけました


すごく安くて、美味しい!


インド人、パキスタン人?と思われる人達ですが、イタリアなので、ピザ屋さんと、ケバブ屋さんも兼ねている。


もう3日も連続で食べてしまった!



この量で6ユーロ。ナンつきで6ユーロ50セント。











私は肉を食べないけれど、肉系のカレーも美味しいと思われる。


ひよこ豆のカレーと、レンズ豆のカレーは好きです。


Jolly Kebabさん、ボローニャにお住まいの方お試しあれ!(ospedale maggiore の近く)











旅立ち

2016年06月01日 | 仕事

      しまった、5月は一度もブログを書かずに終わってしまいました。




          結局、こどもの日のパーティーも出来ずに。。。 



           
           今回、我が家には大きなイベントがありました。




           それは下の階に住んでいた家族とのお別れ。



          奥さんのお国、アメリカに家族みんなで引っ越してしまいました。



        1年前に引っ越してきたときから知っていたとはいえ、



        どこかで、気が変わらないかなんてことを期待しつつ。。。



            ついに、その日が来てしまいました。



        子供達はたくましいもので、けろっとしていますが、



             しょげているのは大人たち。


        
        旅立つほうは、しょんぼりしてる暇はあまりないようでも、


        
            残されるほうは、とてつもなくさみしいです。



        というのも、彼らたちのおかげで本当に素敵な時間を過ごさせてもらいました。



       
        3人の子供達、みんな個性があってひとりひとり可愛かったなー。




         兄弟がいることのよさも、彼らたちを見ていることで、改めて思い知らされました。




           lucaもおまけ弟役をさせてもらって、ラッキーだったわ。



          彼らと過ごしているうちに、ずいぶん強く、優しくなった気がします。



         私は、自分の子供のころに、そういう環境がなかったせいもあって、



         フルハウス(アメリカのドラマ、子供のときに見てた)なんかで、うちに


    
          友達が勝手に上がって来る様子とかに、すごく憧れていて、



             子供達がズタズタと階段を上がってくると、 



              自分の夢もかなったようで嬉しかったな。  
   


          
          お母さんとは同い年で、お互いサバサバしていて、前向き思考でアクティブなところも



                  似ていて、一緒にいて楽しかった。



           母親として、本当にすばらしい人で、彼女の子供達に対する言動のすべてから、



             私は本当にたくさんのことを学ばせてもらいました。


            
               彼女の爪のあかはいくら飲んでも足りないかも。



                  誰に対しても純粋に優しい人達。



                 
          アメリカに行っても、たくさんの人に愛されていくんだろうなー。



   


                 素敵な時間を本当に本当にありがとう。



                
               彼らの門出を私達もめいっぱい応援したいです。



 


                   

          
         
        

                 最近暇さえあればやってたサッカー

                 ミケレと4人でかなり真剣にやってました。




                  


    


            お別れのプレゼントにみんなの名前が入ったサッカーのシャツを。






               また会えるときまで元気でね。


            会いに行きますよー。ソルトレイクシティーまで!