また久しぶりの日記になってしまいました。
というのも先週の木曜日からバルセロナにミケレの出張ついでに家族で行ってきました。
そのことは、また次に書くとして、
今日はなんと、うちに泥棒がはいりました。
家に帰ってきて、お昼を食べようとしていたとき。
なぜか隣のミケレのお父さんの家にlucaの学校から、
lucaが具合が悪く吐いているので迎えに来てほしいと
電話が。義理のお父さんが連れて行こうかというので、
じゃあお願いと、ミケレを家に残してlucaを迎えに家を出たのですが。
そのとき見たのです!!
裏庭に隣の老人ホームから柵を登って入る男の人!!
それで私は、お父さんに、「今男の人が家の庭に入ったけど、何だろう?」
お父さん「小さい人?」
私 「え?小さいって、大人だよ。子供じゃない」
お父さん 「上の女の子のところに遊びに来る男の子達じゃないのか?」
私 「え!柵をよじ登ってくるの?」
お父さん 「ここからだよ。(門)」
私 「ここからじゃないよ」
そのとき私は不審に思ってその人が入った裏庭を観察したのだけど、
たまたま駐車場にいる犬と男の人を見て、(ああ、きっとあの人の友達で
犬と遊んでて、ボールかなんかが入っちゃったのかも知れないなー)
とお父さんに「ボール取りに行ったのかも」なんていって出発してしまったのでした。
そしてlucaを迎えにいって帰ってくると、
ミケレから泥棒がベランダの窓からはいって、なんだかいろいろ漁られたとのこと。
義理のお父さんに、「あの人だ!!」やられたーー!
ということになったのでした。
ミケレはドアをカチャカチャする音を聞いてなんだろうと、
こわごわ寝室のドアを開けると、泥棒とはちあわせになって、
泥棒はびっくりしてすぐ窓から逃げていったとのこと。
幸いわかりにくいところに隠していた現金は取られなかったけど、
ミケレがプロポーズしてくれたときにくれた指輪とか、
価値はないけど、思い出はあるアクセサリーとかを持っていかれて、
彼には全然収穫にはならないだろうに、個人的に大切なものをなくして、
残念なのでした。
それに今思うと、恥ずかしいくらい間抜けな、私と義理のお父さんの会話!!
私!なんて間抜けなんだろう。
いつもすごく用心深いお父さんも、こんなときに限って楽天的。
私達も庭で遊んでボールが飛んでいってしまうと、柵を越えて取りにいくことがあって、
あの人もそうだろうと思い込む点。
その男の人の堂々とした態度とか、
lucaが具合が悪いから早く迎えに行かなくちゃというはやる気持ち。
そのときの心理状況を思い出してみると、
とても興味深い。
とにかく私は、またすごいマヌケなことをしたなー。
と思ってちょっと笑ってしまうのでした。
今家を探し中で、毎日のように不動産屋さんと家を見に行っている
私ですが、1階の家はやっぱり危ないんだわ!とちょっと勉強になったのでした。
泥棒が散らかしていった跡。
lucaのへその緒は同じ箱に入っていたのに残っていました!