いつでも、どこでも、眠れる私には珍しく、今夜はなかなか眠れません。
施設からの風景。遠いけど、とても素敵なところです。
その理由は、明日が今まで6ヶ月働いた職場の最後の日だから。
いろんな理由があり、自分で決断したことだけど、
毎日のように過ごした入居者さん(お年寄り)と一緒に働いた仲間たちと会えなくなるのはとても寂しい。
こんな状況で、そこで働いていなければ遊びに行くことも出来ない。このコロナ禍の厳しさをここで実感。
今思い返してみても、本当にいい仲間達と楽しく働けた、いい時間を過ごせたなと思います。
前に働いていたところよりずーっと短いので、もっとサクッといけると思ったけど、そういうものでもなかったみたいです。
かわいらしい人、手のかかる人、優しい人、みんな違って、お年寄りというものはいいなと思います。
歳をとった分ある意味自然体になっているというか。
いろんな意味でいろんな不便さ不自由さ、寂しさ、悲しさなんかと戦いながら、頑張って生きている。
それをある時はサバサバと、ある時は優しく笑顔で、あるときは辛抱を切らしてぶっきらぼうになりながらも、サポートしていく介護士の仕事。やっぱり私は好きだし、向いているとも思います。
日本から数えるとトータルでは10年くらい主にお年寄りの介護をしてきました。
5月からの新しい仕事はほぼ初めての障害者さん達とのお仕事。
心配もありますが、わくわくする気持ちの方が上かな。
とりあえず明日はちゃんとみんなとお別れ出来ますように。
今夜は隣でいびきをかいている旦那さんと、部屋の隅で丸くなって寝言を言ったり寝息を立てたり、体のどこかを舐め回したりしているワンコ、賑やかです。
いつもこんななのかな、私が真っ先に寝るから気付かないのかも。
施設からの風景。遠いけど、とても素敵なところです。