新ラ☆スーサの星

ラ☆スーサのいろいろ
  
 ここ数年はコスタデルソル暮らし。

へレスですから、

2017-03-10 14:36:16 | スペイン食べ物
飲み物は普段はビール好きなあたしですが。なるべくへレスワインを飲みました。

へレスワインとは、日本でいう所のシェリーの類なんですけど。

そもそもシェリーは、英語です。
シェリーは直訳だと「へレス」ですが。多分、へレスのワインという意味のみで使われます。(英語で)

そして、日本でシェリーというと、ティオぺぺみたいな、ドライなものですが。
こちらではそれは「Finoフィノ」と言います。シャープみたいな意味かな。

「ビノデヘレスを飲みたい」というと、「辛口甘口?」と聞かれていろいろ教えてくれますが。

一応、
Fino フィノ
Amontillado アモンティリャード
Oloroso オロロッソ
Cream クレアム
PedroXimenes ペドロヒメネス
Moscatel モスカテル

の順で甘口になっていきます。
もっといろいろあると思いますが。これらが一般的。多分。

後ろの二つは確実に甘口ですが(そして名前はぶどうの名前です。ほかの4つはタイプの名前?)、
オロロッソはお店によって甘味がずいぶん違います。
てか、どれもお店によって味が違います。

そしてへレスにはタバンコTabancoという(タバコ屋さんみたいな名前ですが違います)シェリー専門店があって、
そこへ行けば醸造所直送(多分)の樽詰めシェリーが味わえます。
そして、おつまみも充実しているので、最高です。

なので、はしご酒をしていろんな味を楽しむと、最高です!

あ、モストというのも飲みました。
モストは、いわゆる新酒で、まだ熟成されていない、ボジョレーヌーボー的なものなのかな。
とにかく、このシーズンしか飲めないという事で注文してみました。

普通のシェリーの倍ぐらいの量でコップに注がれたので、多分ガブガブ飲むタイプのものなのかも。
なんか、ちょっとさっぱり、そして雑味のある感じでしたが。
まあ、シーズンものなので有り難くいただきました。


樽が並んでいる。


結構遅い時間に行ってしまったので、おつまみが少なかったのですが。
このトルティージャ、おいしかったー。そして、ソーセージ類もおいしかったですよ。


へレスの食事

2017-03-08 18:43:36 | スペイン食べ物
なんか、へレスで食べたもの、なんでもおいしかった。

まずは初日。
最初に入ったバル。クルスビエハってエリアなのか、道の名前なのか、店の名前なのかわからないけれど、そんな名前の所にありました。
(M)ちゃんのお友達からおいしいよ、と教えてもらって行ったところです。



ビーツのマリネ。
人参のマリネ。超塩の入ったお湯でゆでたんだろうね。人参。なんか、なかなかの塩分。クミンとガーリック味。これにオレガノを足したようなマリネをあたしは昔よく作ったけど。スペイン料理の本かなんかでみたのかなー。


お店の人おすすめのアホカリエンテ。
熱いニンニク、って意味です。
スペインのパンの入ったニンニクスープのパンが超沢山になった感じ。てか、パン粥。たしもこういうの古いパンがあるときに作るけど。こちらはチョリソが入っているので豪華。
に、なぜか二十日大根みたいのが刺さっている。特別あう、って訳でもないんだけど。かわいいからいいのだ。きっと。
長旅(でもないか)の後でお腹がぺっこぺこだったので、このパン粥はなかなか、腹の足しになりました。
お酒のおつまみとしてはクエスチョンですけどー。
この入れ物かわいいね。今気が付いたけど。

そして最後に頼んだのがアルボンディゴン。初めて聞いた単語だけど。
単語から察するに、デカいアルボンディガ。肉団子。

「オン」が最後につくものは「大きい」という意味があるもので、
バリーガ=お腹
バリゴン=太鼓腹
みたいな。

こら楽しみだな。と。
ザーン!


他のものと比べていた方がわかりやすい。


思ったほどは大きくなかったけど!ウフ。期待し過ぎだよねー。

これまたパン粉いっぱいな感じの、松の実も入ったギューギューした肉団子でしたー!

飲み物は、最初は喉が渇いたのでビールにして、次はなんにしたのか忘れましたがせっかくへレスなのでシェリーの類にしました。でもやっぱり喉が渇いたので、最後はビールにしました。

へレスのチュロス

2017-03-08 17:49:33 | スペイン食べ物
へレス駅前のチュロス屋さんにお友達の(M)ちゃんが前から気になっていて行きたい!というので行ってみました。
お客さんが沢山。カウンターか、トイレの前みたいな席しか空いていないので、カウンターへ。



店員さんは全て女性!てきぱきと働いている!
あたしたちカウンターだし、ガールズバーだねー。なんて言いながら。ガールズバー、良く知らんけど。

細いチュロスと太いチュロス(ポロだったかポラだったか)合盛りにしてもらいました。
あたし一人で一人前は不可能なので。二人で一人前。(M)ちゃんはもっと食べたかったかもね。ごめんよ。

ザンッ!


合盛り一人前と(M)ちゃんのホットチョコレート。あたしのカフェコンレチェ、後ろのは、テーブルにセットされているチョコレートソース。

細いのはチュロス売店で売られている感じのタイプ。
太いのは、マラガとかで良くお店にあるタイプ。中華粥の上の揚げパンみたいの。へー。名前違うのかー。



こうやってホットチョコレートにディップインして食べるのが本流?なんですけど。



お砂糖まぶしの方が好き。



チョコレートソースも試してみました。ナッツィーで、ヌッテラみたい。だからチュロスには濃すぎる。
トーストとかに塗る用なのかも。

そんなこんなで、
ホットチョコレートの入っている巨大電気ポットみたいのはどれくらいの頻度でどのように洗うんだろうねー、なんて言いながら、おいしくいただきました。




お豆をゆでる。について

2017-02-18 16:53:14 | スペイン食べ物
お料理ユーチューブとかを見ていると、お豆をゆでる時にペットボトルの水を使っている人がいて、
へー、そこまで気を使っているのか(飲み水以外にも水道水を使わないのねー。的な意味において)。
とおもっていたんですが。
違いました。
なぜペットボトルの水をつかうのか。

それは、水道水だと硬水すぎてお豆が茹らない、柔らかくならないからでした!

そういえば以前大豆をゆでた時、ぜんぜん柔らかくならないので、なんでだ??何をしてしまったんだ??
失敗だなー。と思ったことがあったのですが。まあ、食べましたけど。
そういうことだったのかー。

いつもは茹で豆の瓶詰を買うのですが。楽ちんなので。煮込みなどにはそれでもいいのだけれど。
なんか、最近、瓶詰豆の食感とちょっとだけするケミカルっぽい匂いが鼻についてきたので、
たまには自分でゆでてみることにしました。

そしたら、お豆の袋に、硬水と軟水のゆで時間の違いが書いてあり、
そして、「(圧力鍋でない普通の)お鍋で硬水でゆでるのはおすすめしない」と書いてあり。
そこで、ほー、なるほど。だからペットボトルの水で茹でていたのか―。と合点が行ったわけです。


そういえば、洗濯洗剤にも、水の硬さ毎の使用量が表記されているなー、と、気が付いた。
あ、洗濯洗剤(石鹸系)は日本でも表示されている気がするけど。あまり気にしたことなかったなー。



続、というか訂正。アンダルシアの冬野菜。等。

2017-02-15 00:35:59 | スペイン食べ物
ネギ類のセボジェータですが。
チャイブはcebollonoセボジーノでした。

あ、あと、あまり関係ないんですけど。

arandanosアランダノス
はブルーベリーとクランベリーの事で、
クランリーの場合rojosロホス、と赤いというのをくっつけることもあるんですけど。

ブルーベリーとクランベリーって味も見た目もだいぶ違うと思うけどなー。と思うのですが。同じ名前です。
なんか、視点が違うのかな。日本とは。

ちなみにキイチゴはフランブエッサframbuesa。
ブラックベリーはサルサモラzarzamora
桑の実はモレラmorera
しかし、moraというのもネットで調べると出て来て、こちらはブラックベリーと桑の実の事を表すらしい。

へー。なんか、意味が分からんくなってきました。

あ、あとイチジクも取れる時期によって(多分)6月から7月に採れるイチジクはhigoイゴ。8月9月がbrevaブレバ。と呼ぶ。
とか、呼ばないとか。
小さめの物をイゴ。大きくなったものをブレバ。と呼ぶ。とか呼ばないとか。
ちょっとわからないけど。
なんか、出世魚みたいな、感じ。なのかな。



野菜が高い、

2017-02-12 12:20:28 | スペイン食べ物
気がする。最近。
雪の降ったあたりは八百屋さんの野菜の値段がグッと上がってびっくりしたものだけど。
冬だからかな。野菜が少し高い。と感じる。
日本だったら今は白菜やネギや大根とか小松菜とかの葉物、旬だから安い、って野菜があるけど。
よく考えたら、スペインの定番野菜だとあたしが思っている野菜って、ナスやピーマンズッキーニトマトなど、夏の果菜類だぞ。冬の旬野菜はなんだ??そういうのはちょっと安いのか?
と思って。調べてみました。
てか、もちろん特に果物は季節によって違うものが並ぶし、野菜も、ちょいちょい「お、この季節が来たのか?」なんて思う事はあるけれど。
今ひとつ実感が無いというか。なんというか。。

こんな画像を勝手に拝借してますけど。


この一番最初のACERGAアセルガというのは日本語でいう所のフダン草。東京では食べないのか育たないのか。関西の方では食べられているらしい。と、昔、料理本で読んだけど、亀岡のスーパーでは見たことないなー。とも思いながら。
スイスチャードというオシャレな色をした葉野菜と言った方が馴染みがあるかもしれないけれど。そのスイスじゃない、色がないというか緑の野菜ですよ。
この野菜めっちゃ栄養があって、すごい。そして、葉物野菜が育ちにくい夏にも元気に育つ!ってこれまた本で読んだから、すっかり夏野菜なのかと思っていました。まあ、通年安価で売られているんですが。
両手で輪っかを作った中には入り切らないくらいの束一つで80センティモくらい。約百円。
西洋風の料理法もいくつか試してみたけど、あたしの好みは豚バラ肉と一緒にお醤油で甘辛く炒め煮。
そうか。冬野菜なら、じゃんじゃん食べた方が良いな。

次のAPIOアピオはセロリ。へー。セロリの季節なんか考えたことなかったわー。でもスープに入れるとおいしいからやっぱ冬なのか?

ESPINACAエスピナカはほうれん草

ZANAHORIAサナオリアは人参

HINOJOヒノホはウイキョウ、フェンネルの茎。うん。昨日八百屋さんにあった。たまにみかけるけど今が旬か。いつも気になってるんだけど今一つピンとくる調理法が思い浮かばなくて一回くらいしか買ったことないなー。今度挑戦してみます。

BRECOL、BROCOLIブロコリて書く方が一般的だと思う。 ブロッコリ。

CEBOLLETAセボジェータ これ、なんなのか疑問。多分ネギ全般の玉ねぎでもポロネギでも無いものの事を言うのかも。
というのも、葉付新玉ねぎもセボジェータというし、チャイブもだし。最近売ってるセボジェータは小さい長ネギみたいの。よくわからん。

COLFLORコルフロー、カリフラワー。

PUERROプエロ、ポロネギです。このネギ、なぜか結構中の方まで(葉っぱ部分ですけど)土が入り込んでいるので、どういう育ち方をしているのかなー。と思っています。

なんかPCの反応が鈍くてだんだん書くのが億劫になってきましたので、省略して、
NABOナボ。大根や蕪類。

で、春が近づくにつれてHABAアバそら豆、やALCACHOFAアルカチョファ、アーティチョークが出てくるのねー。
そういえば八百屋さんにちょっとずつ並んでいます。

そんなこんなで、旬もわかったことですし、今度から意識して買い物をしようとおもいます。
今朝から風邪をひいてしまったので、冬野菜をたっぷり食べて季節に合った栄養をつけようとおもいます。!


スーパーマーケットに

2017-02-04 22:05:54 | スペイン食べ物
こんなものが売っていましたよー。



オシャレなカルビー。
グリンピースのスナック。

日本にもあるよね。

なんかこの手のお菓子が2種類位あって、その一つが好きだったんだけど、そっちじゃない方でした。

なんか滋味な味わい。食べ続けると止まらない癖になる感じではありますが。

ヘルシーすぎてスペイン人は好きじゃなさそうだけどなー。

ちなみに、

GUISANTES HORNEADO
エンドウ豆 オーブンで焼いた
AL PUNTO DE SAL
ちょうどいい 塩加減
ALTO CONTENIDO EN FIBRA
食物繊維沢山含まれている

という感じです。


10年前に

2016-12-24 00:13:52 | スペイン食べ物
スペインに来た時に、驚いた事の一つは、中華料理店が少ない事。
外国を旅行すると安い中華のお店はどこにでも沢山あるのに。
スペイン、あたしのいたカディスは旧市街に2軒くらいしかなく。
外国料理店というのが、まず見当たらない。イタリア料理が数件とアラブ風ティーハウスが合ったくらい。
あの中国人でさえも入っていけない土地!!
そういう所からもスペイン人の保守的な所(悪い意味じゃないよ)が垣間見えていたわけですが。

時間を経たからか、外国人観光客が多いからか、マラガは中華料理屋さんは沢山あるし、イギリス人が多いからカレー屋さんも沢山あります。特にあたしが住んでいる界隈は。
そしてちょっと大きなスーパーマーケットにはお寿司コーナーがあって。
でも日本食レストランは少ないんだけど。

他のヨーロッパの国に比べると世界でブームになったものが浸透するのがだいぶ遅い。
日本食ブーム、お寿司ブームがブームじゃなくなってスタンダードになり、今はラーメンやうどんが超人気らしい他国に比べると。
お寿司ブームとか来てないけど、お寿司コーナーがある、みたいな感じなのかな?
ラーメンとか、全然。
てか、今気づいたけど、マーケットとして見なされていないってことなのかな。
アンダルシアが。
マドリーとかバルセロナとかはあるのかも。ラーメン屋さんとかに行列出来てるのかも!

地方都市ってのはどこもこんな感じなのかなあ。
こっちに来て地方に暮らすって事がどういう事か、少し考えるようになった。
あたしは東京育ちだから、自分の周りにあるものがスタンダードだと思ってきたけど。
そうでもないのかも。と。この年になって、考え始めた。

あ、なんでこんな話になったかと言えば、
こないだのクリスマス会にのり巻きを持って行ったのですが、不人気だったのです。
1/3くらいの人は「わーい、寿司大好き」なんて言って食べてましたが、
1/3くらいの人は「え、これは何が入っているの?この黒いのは何?」と言いながら、1つは食べてましたが。
のこりの1/3の人は全く手も付けない。。。
しかも「醤油嫌い」って言って誰もお醤油をつけない。まあ、サラダ巻みたいのだからお醤油つけなくてもいいんだけど。
外国人がお寿司を食べる時って、ごはんがお醤油で崩れてしまうくらいじゃぶじゃぶつける、というイメージだったので、これまたびっくり。

まあ、あたしのお寿司がまずかったのかもしれませんけど。。。
でも確かにみんなお醤油をつけるだろうと踏んで、すし飯がのり巻きをするには少々ぼんやりしていたかもしれないけど。。。

あたしの友達はほぼ100パーセントお寿司が好きで、「お寿司って習慣性あると思う」って言っているぐらいで。
「確かにそうなのかも!」なんて思っていましたが。
でもよく考えたら、彼らはスペイン人でなかったり、スペイン人でも外国旅行が好きだったり、外国人の友達がいたり、というインターナショナルな人達だあ。

そうかあ、別にお寿司ってそんなに浸透しているわけじゃないんだなー。
とか、
インターナショナルじゃないスペイン人?と友達になったことが、ちょっと嬉しかったり。


そんなこんなで、
メリークリスマス!



トゥロン 生クリームクルミ

2016-12-13 16:07:33 | スペイン食べ物


マジパンと生クリームを練ったものに刻みクルミが入っている(イメージ)そしてチョコレートコーディングされたトゥロン。

あたしが子どもだったら食べられないだろうなー。って感じの。
今はおいしいな、と思える。リッチな感じ。
これは2.5ユーロ位だったと思います。

あたしが子どもの頃は、まだ西洋菓子が普及していなかったのかなー?
よくわからないけど。
生クリームのケーキというのはあまり無かった気がする。
バタークリームのケーキ。
そしてそのバタークリームがまずい。
今のケーキ屋さんにあるバタークリームはサイコー!においしいけど、あたしの子どもの頃のバタークリームって、ヌメッとしていてまずかったよねー。

小学校に入ってお呼ばれした友達の誕生日会でアイスクリームケーキを食べた時はびっくりした。
ケーキ嫌いだったけど、これなら食べられる!!!と。

どんどんいろいろケーキの思い出が出て来た!





トゥロン ピーナッツ

2016-12-10 16:07:58 | スペイン食べ物
何をもってトゥロンというのかわかりませんが。
定番っぽいのは、アーモンドがぎっしり、その隙間にヌガーみたいのが詰まっていて全体的に白い感じのもの。
テンペがデカくてかたい、みたいな見た目。その方がわからんかな。。。。

形は板チョコが分厚いっていう風です。

11月に入ったころからスーパーマーケットでもトゥロンやポルボロンなどのクリスマス菓子特設コーナーが設けられています。

あたしはトゥロンがそんなに好きじゃない予感がするので、
まずはチョコレートタイプの物を試してみましたよ。



CACAHUETE カカウエテとはピーナッツの事ですよ。
チョコレートにはちみつローストされたピーナッツが入っていて。
その部分がカリっと。そしてちょっとプラリネみたいのも入っているのか、カリっと部分が散らばっているだけなのかわかりませんが、たまにカラメルみたいのがジャリっとして。

ひとかけらでもう鼻血が出る直前です。
この濃厚さとデカさで1ユーロなのはスゴイと思うよ。