やっぱり東京よりちょっと寒かったんだな。きっと。うちの界隈、ベナルマデナ。
結構もう葉っぱが黄色くなって落ちて終わりかけています。
もうスペインに来て四回目の秋なのかな。あたし的にはもう気分は冬ですけど。
最初の年の11月頃に、「あー、なんか落ち葉の上をシャカシャカ音を鳴らしながら踏んで歩きたい!」って言う気持ちになって同じアンダルシアだけどちょっと北のハエン県ウベダとバエサという町に行ったのでした。アンダルシアには珍しい?非常にヨーロッパっぽい町並みで、ちょっと雨に降られちゃったけど、だから尚更山の色が綺麗に見えてようやく「秋だわー」と感じる事ができたのでした。
中世ヨーロッパって感じの街です。
安野光雅の絵本みたいな景色!
その頃はトレモリーノスに住んでいて、まだ土地の事も良く知らなかったせいもあると思うけど。「砂漠」感が強くて(砂丘じゃなくてね。山をみても岩肌というか砂っぽい山肌が見えている白い山が多いのです。そこに低木がちらほら。みたいな。)。植物も紅葉しない松の木とか。椰子の木とか。ジャスミン、ブーゲンビリアは年中咲いてるし(多分)。てのしか目に付かなかったので、「落ち葉の上を歩くのが恋しい」というセンチメンタルになったものでした。
今住んでいる所は窓からアパートの庭と、大きな公園、反対側には山が見えるし、街路樹というか、町にもちょいちょい紅葉する木が植わっているせいなのか、スペイン式秋に慣れて来たのか。「あー、秋が来たなー」と、思います。
そして今年は「まだ夏の気配が残る」という時期があまり無く、いつもより早く寒くなったから余計。
ほら。ちょっと紅葉。
うちの窓から見える紅葉は写真を撮り忘れているうちにだいぶ葉っぱが落ちて寂しい状態で、まだ撮影していません。
でも、普通の街路樹は、
オレンジがたわわ。
だいたい誰も実を収穫しないので、落ちない実なんかは一年中付いている?(大袈裟?)事もありますが。
今は一番実をつけている季節なのかな。柑橘類だから、やっぱり冬が旬なのねー。
でも「オレンジがたわわだからそろそろ冬だわー」って境地にはまだならないわねー。
あ、八百屋さんにおみかんが並ぶと、「そろそろ冬だわー」って思うけど。当然。ウフ💛。
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