日曜日久しぶりにメルカディージョに行ってきました。
メルカディージョとは青空市場の事で、街によって規模が異なりますが。昨日のは大きいメルカディージョで、広大な敷地に八百屋さんやスパイスやさんなどの食品系や日用雑貨や新品の洋服、古着、骨董、ガラクタなどいろんな物が売られています。
あたしはだいたい行くコースもお店も決まっていて、最初にお花屋さんで植物見て、そのあとお気に入りの古着屋さんに行って、骨董ガラクタコーナーをブラブラ見て欲しい植物があった場合には最初のお花屋さんに戻って終了。正味2時間半といった感じ。
あたしの場合、その気に入っている古着屋さんしかじっくり見ない。前に他のお店も見たことあるけど、あたし的にぜんぜん良いもの無い。あたしのお気に入りのお店は「え、これブランド品」みたいのもあるし、「ブランドかはわからんけど縫製もしっかりしてるし素材も良いしデザインがあたし好み」というものが他店に比べて多い。気がする。
スペイン人てあたしの好みと全然違うから、普通に新品の洋服買いに行っても欲しいものが無いし素材がテロテロ、みたいな事が多い。スペイン女性ってテロテロ化繊の服が大好き。なのであたしは洋服難民。大都市じゃないからチョイス少ないし。
この古着屋さんは好みなものが見つかる。古着屋さんというよりはバザーって感じていですけどね。
昨日はシマシマのドレープっぽいカーディガンと、スペインぽいデザインのショートコートを買いました。
カーディガンはzaraのもので3ユーロもしたので一瞬躊躇。w。Zara の服は大概クオリティが悪いのであまり買わないんだけど。
コートは5ユーロ。沢山活躍してくれると良いけど。
ルームメートと落ち合って骨董ガラクタ市コーナーを歩く。
彼女は毎週末メルカディージョに来ているので探し物をするのも掘り出し物を見つけるのもうまいベテラン。
なんでも50センティモ、というお店によって古着、古布を物色している。
あたしにはゴミにしか見えないものまでくまなくチェック。
「こんなんガラクタじゃん。はっきり言ってゴミっぽいんですけど?」なんでこんなにじっくり物色しているんだろう?
と思ってハッとした。
これは成功体験の有無だな。
と。
彼女はこういうゴミっぽいところから幾度となく好みのものを見つけて購入したという成功体験がある。
だから彼女によってこのゴミの山は金鉱なんだ。
あたしにはゴミにしか見えないから物色もしない。
成功体験が有るか無いかで同じものが違って見える。
成功体験の有無である物事への接し方が違ってくる。
成功体験が無いとそれに取り掛かるのが億劫になる。面倒だから後回し、あるいはやらなくていいな、ってなる。
こういう事って人生に沢山あって。
全部に大して同じように取り組まなくても良いとは思うけど、そうやって逃す機会も多いのかも。
子どもたちには、少しずつでも成功体験を増やしていってほしいな、って思う。
あたし子どもいないけど。
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