夜のアルハンブラ宮殿は
本当に美しく
イスラムの人々にとって
特別な意味を持つ月が輝き
当時の人々と同じものをみていることが
より
不思議で
嬉しくて
イスラム文化が曲線の美しい建物を造るのは
月に影響されてのことじゃないかな
なんて思ったり。
日中
というか午後2時から7時くらいまでは
特に気温が高く
スペインのシエスタの習慣は有名だけど
夕食も
8時半頃からやっと始まり
活動は夜10時頃から。
月の満ち欠けや
その位置が
夜にしかできない砂漠の移動には欠かせないものだったと。
指針となるものは
文化や歴史によって様々。
知ることは
体験で腑に落ちて
わたしの中に
その場所ができる。
今年
なんとなくスペインへ行きたくなって
すごく充実した旅ができました。
家族5人の旅が久しぶりで幸せだったのと
両親が好きだったアンダルシア地方を
少しだけ辿れたのと。
私たちが泊まった
サン•フランシスコ修道院だったパラドールへ
両親は食事をしに来ていました。
25年前と変わらない
サクロモンテの洞窟の家。
夕陽が色を映す白い壁も
両親はレストランから楽しんだのでしょうか。
ホテル内は重厚な装飾と
一時イサベラ女王の亡骸が置かれていた場所などを実際に眺めながら
歴史に思いを馳せることができ
ぜひまた泊まりに行きたい場所になりました。
夜になると
冴えてきたり
何かやり始めたくなる人は
どこかに
イスラムのDNAとの関係があるのかも。
わたしも
そうなのかなあって
思ったり。
そんなこんな
グラナダの夜は更けていきました