DV加害者更生プログラム(既婚、未婚、問わず)

DVをしているのではないか、悩んでいる方に心理テスト、グループエンカウンター等を用いて更生の道をお手伝いします

女性の皆様、ご注意下さい3(給付金のこと)

2024-08-17 06:58:48 | 【DV加害者更生教育プログラム】
女性の皆様、ご注意下さい3(給付金のこと)

給付金・定額減税について、何か聞いたような人も多いかと思います。
新型コロナウイルスの際、DV別居女性への給付金は世帯主の夫に支払われてしまいましたね。
今回も同じことになるかもしれません。
住民税・所得税を納付している夫の扶養になっている方⇒令和6年分の所得税から3万円、個人住民税所得割から1万円、それぞれ納税者と扶養者1人につき減税されます。
つまり、夫の収入が減税によって増えることになります。コンタクト取れる方なら、その減税分を振り込んでいただいてはいかがでしょうか。調停中などで、弁護士さんがいる方は弁護士さんに相談すると良いと思います。

自分も働いていて別居中の方は、郵便物の転送届を忘れずにしておくことが大切です。
私の母は少額所得者なのですが、自治体から給付金の申請用紙が来ることがあります。ニュースで給付金があることを伝えていたかもうる覚え程度です。転送届を出し忘れているともらい損なうことになりかねません。
ご注意下さい。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

​まだ間に合う

2024-08-12 22:41:35 | 【DV加害者更生教育プログラム】
まだ間に合う (40代男性Nさん) 

私がりえぞんに通い始めたきっかけは、パートナーとの別居だった。
原因は私の暴言と経済的なDVだ。
今でこそ認識できているが、当時は自身に問題など何もないと思っていた。
家庭は私が主体となって舵を取ることで上手く進んでいくと思っていた。
それゆえ、パートナーが家から出て行ったのはとてもショックだった。
何が悪かったのか理解できず焦るばかりだったが、
パートナーに戻ってきて欲しくて、色々な機関や団体、窓口を調べてりえぞんに辿り着いた。

プログラムに参加すると、メンバーそれぞれが様々な状況下で苦悩していた。
ワークでは事例を皆で一緒に考え、どうしたら良いか、どうするのが良いかなどを語りあった。
私は自身の改善点に気付き、家族や夫婦の在り方について少しずつ認識を改めていった。
並行してインナーチェンジングを受け、
自身が心の中で作り出した問題点を解消していったので、経過は順調に思えた。
しかし、私は大きな失敗をした。
パートナーへのフィードバックを怠っていたのである。

プログラムに参加している期間は、パートナーを待たせている状態だといえる。
パートナーは、相手がどう変化しているかを知りたくて常に心待ちにしている。
プログラムで何をしてどんな事を考え、何を感じたのか、何を反省したのか、
自身はどうしていきたいのか、インナーチェンジングで何に気付けたのか、
パートナーにその都度伝えて、改善の過程と未来への意思を見せることはとても大事だ。
パートナーはそれらを判断材料として、相手と再出発するか離れるかを考えているからだ。

私は状況を軽く見積もり、常に試されているとは気付かず、適当な報告をしたり、あるいは報告しなかった。
報告しようと内容を考えてみても、何をどう伝えたらいいかがわからなかった。
わからないということは、自身の未来と相手の未来に、真剣に向き合っていないからだと今はわかる。

結果、私は離婚した。
パートナーに写る私の姿は、プログラムに通う割には改善できずいつまでも変わろうとしない姿だったのだろう。
もたついている私に苛立ちを表明し、パートナーは離婚を選んだ。

離婚後、唐突に、霧が晴れたかのように自身の課題がよく見えるようになった。
離婚が引き金となり真剣に向き合ったがゆえに、状況が理解できるようになったのだ。
それに気付いた時は遅すぎた。失ってから、やっと気付いたのだから。

りえぞんには今も通い続けている。
自身の戒めと、更なる成長と、このプログラムを広めるためである。
継続して参加するのはなかなかに辛い。過去の自分、嫌な自分と対峙しなければならないからだ。
しかし、自身を見つめることでしか自身の改善は図れない。

メンバーは皆、色々な事情や苦悩を抱えている。それぞれが自身の問題に向かい合っている。
中には過去の私のようにフィードバックを怠っている人もいる。
そんな時には、フィードバックで失敗した体験を伝えるようにしている。
同じ轍を踏んでは欲しくないし、そこに気付けば、まだ間に合うからだ。
まだ、間に合うのだ。

リエゾンからのコメント

そうなのよね。リエゾンのメニューは真剣にこなさないと結果が出ないことにもなるのです。うまくいく人を横目で見ながら、ただ単に通っていれば同じようになると勘違いしてはなりません。
その中でもフィードバックは重要です。グループ及び個人面談での気づきをパートナーに送ります。このフィードバックを楽しみにしているパートナーもいるのです。本当にこの人は変わっていけるのか?じっと真剣に見ています。ここでいい加減な報告をしていくと、待っても無駄だと見切られてしまいます。
Nさんは、せっかくの機会に真剣になることが出来ませんでした。失ってみて気付いたとあります。おそらく禁止令の「重要であるな」が関係しているでしょう。
失敗したくないのに失敗してしまう禁止令です。今、彼は禁止令の怖さも知り、克服法も知り、他者に対して、禁止令の解除を出来るようになろうとしています。失敗を活かせる人になっているのです。
たくさん失敗した人ほど、きっと有能なDV加害者更生教育プログラム実施者になることでしょう。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

臭い!

2024-08-08 16:31:16 | 【DV加害者更生教育プログラム】
臭い!(60代男性Hさん)

日曜夜のエンカウンターでの話です。Mさんが、妻から「臭い!」と言われ、妻から攻撃されたように感じ、メンバーに感想を求めていました。
私も同じことがありました。妻から「臭い!加齢臭がきつい。枕カバーは毎日洗濯に出して!」ときつく言われたのです。
そのときは嫌な気持ちになりましたが、逆らわずに枕カバーを毎日洗濯に出すようにしました。
数日後には、柿渋シャンプーと柿渋石鹸を買ってきて、入浴時に使うように言いました。
その時も嫌な気持ちになりました。そして、わざわざ高い物を買ってきてもったいないと思いました。
更に数日後には、使い捨ての汗拭きペーパータオルを買ってきて、「会社に着いてロッカーで着替える際に汗を拭きなさい。」と言ってきました。
私は猛烈な汗かきなので、この時点で体臭を気にするようになりました。
私の場合は、妻に攻撃の意図はなかったとMさんに伝えました。
Mさんの妻も、「臭い!」と言うだけでなく、改善策をMさんに言っていたら、Mさんの感じ方も少し変わったかなと思いました。
臭い夫の傍に居てくれる妻には感謝です。

リエゾンからのコメント
家族だから本気のアドバイスをする時があります。でも言い方によっては傷つくこともしばしば起きます。その受けとめ方や、伝え方をグループで学びます。
ある企業の社長が、従業員の体臭を気にしていました。どうしたものかと考えていたところ、お客さんから、彼の臭いのことを指摘されてしまいました。その社長さんはどうしたかというと、風呂に入っているのか、下着を替えているのか、事細かに聞いて教えてあげたそうです。
仕事をする上で、最低限のマナーを守れる人に育ててあげられる社長さんなら、安心できますね。
臭いって本人が気づきにくい盲点であることもあります。この社長さんのように「相手を育てる気持ち」で接することが大切なのだと思います。
言い方のきつい妻であっても、彼女の真意や良い所を知っているHさんだから、感謝できるのですね。ステキだな、と感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月の予定

2024-08-08 16:06:23 | グループ日程
8月の予定(咳、微熱の方はご遠慮下さい。🙇)
  
グループにおいてはメンバーに直接連絡をします。ホームページの会員ページを確認してください。
       
       
  
  3日土曜日 4日日曜日 通常授業(ズーム使います)
  10日土曜日 11日日曜日 通常授業(ズーム使います)
  17日土曜日 18日日曜日 通常授業(ズーム使います)
  24日土曜日 25日日曜日 通常授業(ズーム使います)
       31日はお休みです
       
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一般社団法人リエゾンちょうふを立ち上げました

2024-08-08 00:35:01 | グループ日程
 皆様のご協力のもと、一般社団法人リエゾンちょうふを立ち上げました。
設立日R.6年7月29日は、大安、一粒万倍日、天赦日、神吉日、母倉日、月徳日という808日に一度の大吉日になります。
一人でも多くの子ども達に安心な家庭を!をモットーに活動していきます。
Aカウンセラー養成講座(夫婦円満プログラム)と
DV加害者更生教育プログラムをベースに、日本に安心な家庭を増やしていきます。

一般社団法人 リエゾンちょうふ 定款
第1章 総則
(名 称) 
第 1 条 当法人は、一般社団法人リエゾンちょうふ と称する。 
(主たる事務所等) 
第 2 条 当法人は、主たる事務所を東京都調布市に置く。 
2 当法人は、理事会の決議により従たる事務所を必要な場所に設置することができる。   
(目 的) 
第 3 条 当法人は、「すべての子どもに安心な家庭を!」をモットーに、子どもたちの為、親たちの為、
人々や、夫婦間が対等で尊重しあえる社会を実現させるためにカウンセリング等の力を活用して
日本の明るい未来の構築に寄与することを目的とする。その目的に資するために次の事業を行う。
  • カウンセラー教育に関する認定講師養成制度及び資格認定に関する事業
  • 企業の従業員、役員及び個人に対する家庭円満の支援に関する研修
  • 学生等の若者に対する結婚に関するセミナー
  • 日本の伝統文化に関する啓蒙、教育、研修及びそれらの企画、運営
5.DV(ドメスティックバイオレンス)、各種ハラスメント等の研究、対策等の企画
6.各種の悩み事解消コンテンツの企画、開発、運用、配信、利用許諾及び販売
7.カウンセリング事業を行う各企業・団体らとの連携及びコンサルティング
8.カウンセリングに必要な勉強会、研修会、セミナー、シンポジウム、イベント、
スクール等の開催、運営及びそれらの受託業務
9.出版物及び書籍の企画、制作、編集、監修及び販売
10.インターネットによる通信販売及び情報提供サービス事業
11.婚活(結婚活動)に関するイベント等の企画、運営
12.その他、当法人の目的を達成するために必要な事業

理事メンバー
代表  ① 中島由子 (なかじまゆうこ)公認心理師
       NPO法人こころサポートリエゾンちょうふ代表  
理事  ② 中谷昌文(なかたによしふみ)国際ビジネス大学校理事長
    ③ 藤川章 (ふじかわあきら)日本教育カウンセラー協会理事
    ④ 倉成宣佳(くらなりのぶよし)(株)メンタルサポート研究所代表
    ⑤ 丹野ゆき(たんのゆき)公認心理師 
       陣内ウィメンズクリニック勤務カウンセラー
    ⑥ 中島義治 (なかじまよしじ)公務員

監事  三浦忠明(みうらただあき)ミウラ行政書士事務所代表
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする