グループは成長していきます。
それは、人の成長を思う気持ちが相手に伝わり相乗効果を生み出すからだと
私は思うのです。
そんな成長を垣間見れた日がありました。
皆さんの了解のもと、ちょっと、紹介をいたします。
5月に入会した男性Cさん(40代)に対してグループのみんなから
真剣なアドバイスがありました。
Dさん(40代)より
「お前に原因があるからキレる。」という考えそのものがDVである。
別居しないでいてもらっている..ということに引っかかっているようだが、まさにその通りで、別居しな いでいてもらっていると思った方がいい。
Fさん(40代)より
料理に名前をつけるよう強要するのは違和感がある。
それなら、Cさんが名前を毎回つけてあげたらいい。
Gさん(50代)より
身体的な暴力はなく、言葉なのでいいという事にはならない。
「関西弁、自分の育った環境ではこういうことが普通だったから」という言い訳は出来ない。むしろパー トナーの価値観、育ってきた環境にすべてを合わせていくことが大切。仕事上で暴言を吐いたら、それ一 発で状況が変わってしまうことがあるだろう。それと同じように、むしろ家庭においてもっと慎重に言葉 を選ぶこと。
Hさん(40代)
外では出来ていることがなぜ家庭では出来ないのか。(職場で同じように暴言ははかない)それはなぜか 考えたことがある。最近気がついたのは、自分はすごく悲しかったということ。
←本当は何か伝えたいことがあるのだけれども、それをうまく表現できない。自分もコミュニケーション スキルに秀でていると思っていた。しかし、実は全然コミュニケーション下手だとわかった。
イラッと来たその出来事よりも、もっと深い部分に何かあるのではないか。
それを知った方がよい。
Iさん(40代)より
「尊厳」という言葉を知っているか。それを調べてみた方がいい。
『尊厳とは自尊心によって支えられる、自分が生きてることを肯定できている自分(またはその状態)』
奥さんの「期待」と「結果」に大きくズレが出ている。これを何とかしないといけない。
Jさん(50代)より
この怒りって、どこから出てきているんだろう?と考えてみる。と、それでワンクッションはいることが ある。
(これはCさんがみんなの言葉をまとめて、メールをくれたものです。よく聴いてまとめていると、
感心しました。)
怒りはどこからくるのでしょうか?そんなことを考えられるようになったら、怒りに駆られる自分から
少し距離を置けるようになります。なにが自分を怒らせているのだろう?いいえ、もしかしたら、自分は
怒っているのでなく、悲しいのかもしれない。本当の元が見えてきたとき、自分の感じ方も変わって
くるのです。