11月10日に世田谷の小学校に行ってきました。
古くからの知り合いに頼まれ、ストローク、脚本を講演しました。
相手は小学校3年~6年のバスケットチームの男女とその保護者です。
交流分析と聞くと、なんやら難しいと思われがちですが、要はコミュニケーションを学ぶ理論なのです。
ストロークという言葉があります。
ストロークとは人から人へのやり取りです。
叩いたり、撫でたり、の身体的ストローク、褒めたり貶したりの精神的ストロークがあります。
子どもたちに伝えたかったことは、ストロークの重要性です。
プラスのストローク、マイナスのストロークとは何か、そして最もしてはいけないストロークがノーストロークだということも伝えました。
エリックバーンは人は何のために生きているのか、それはストロークをもらうためである。とも言いました。
プラスのストロークを貰えないとなると、マイナスでも良いから貰おうとします。
非行はマイナスでも良いから貰おうとする表れと言います。
一番相手にダメージを与えるものはノーストロークなのです。
ストロークを貰えない状況は、人を死の方向へ引っ張ります。
知らず知らずのうちに自分が行っている事が
相手に多大なダメージになっているかもしれないのです。
仲間外し、無視はノーストロークです。
叩いたり、暴言を言ったりするマイナスのストロークよりも相手へのダメージが大きいのです。
一人だけを誘わない仲間外しは、いじめをしている意識はないでしょう。
しかし、相手へのダメージは殊の外大きいのだということ、そしてそれを見て見ぬふりをしている傍観者たちもそのいじめに一役買っていることを忘れてはいけないのです。(続く)