今、在籍している男性からの投稿(50代)
ほとんどの父親は家族のために、仕事を頑張っていいます。
しかし、仕事時間以外の過ごし方はさまざまで、家族のために自分の楽しみを我慢している父親はどこに でも居ると思います。
それ以上に沢山居るのが、仕事帰りに居酒屋に行く父親。そして休日は家族と別行動で自分の趣味に没頭 する父親も居ると思います。
私は前者の方で、家族を得たのはバブルの真っ最中でした。
深夜残業してタクシーを使っての帰宅は当たり前の時代で、同年代は週末の夜になると徹夜の飲み会が恒 例行事でした。
妻は家事に慣れないまま母親になり、乳児を抱えて育児を頑張っていました。
夜泣きの赤ん坊を抱え心配も沢山あったと思います。
それを支えようと、朝食作りや出勤前の洗濯を分担し、「俺は他人よりは家族のために頑張っている。」 と自負していました。
「俺は遊びを我慢している。」、「俺は寝不足でも、先に寝た妻より先に起きて朝食を作っている。」そ のように思いながら、頑張ってきました。
でもその反面、妻に対しては「お前はなぜ頑張れない。なぜ愚痴ばかり言う。」と不満を募らせていきま した。
その気持ちが表情や態度に出てしまい、妻との関係は悪くなっていったと思いますが、そのことには気が 付いていませんでした。
そんなときに家の外で気晴らしをしていたら、妻にイライラをぶつけることは無かったと思います。
外で気晴らしをしなくても、自分の不満を妻に上手く伝えられていたら妻との間で溝を作ることは無かっ たように思います。
我慢するから不満が溜まる。不満を解消するための方法を知らないからイライラを妻にぶつけてしまう。
良かれと思って頑張っていたことで、逆に夫婦関係は悪くなって行ったのです。
リエゾンに通い始めて、「我慢しない。」ことや、不満を感情ではなく、理性で相手に伝えることを教わ りました。
「そんなことは、当たり前! 知らない方がおかしい。」と仰る方は居ると思いますが、交流分析を習い 冷静に人間関係を見ていくと、
このようなことが出来ていないことで生じる人間関係のトラブルが沢山見えてきました。
自分が冷静な視点を持つことで妻との関係を再構築したいと思っています。
リエゾンからのコメント
我慢をしないとは、どういうことでしょうか。
「DV更生教育講座で我慢をするな」なんて、間違っているんじゃないの?と思われることでしょう。
ところが、それは自我状態の仕組みを知れば納得のいく話です。
人には防衛機制という自分を守る方法があります。
無意識という意識は、自分を守るために様々な方法を使います。
心は、簡単なようで複雑で、簡単です。
要は、我慢という小石は勝手には無くならない。心のACという袋にしっかりと貯まっていくだけなのです
その小石はどんどん貯まっていきます。
ある程度貯まった時点、若しくは吐き出せる状況の時に一気に出てきます。
何年も前だろうと関係ありません。
考えてみてください。
妻が、以前夫にされた嫌な思い出を、30年も経っても忘れずに言うのはこのような理由からです。
小石は勝手に無くならないのです。
我慢したことは、必ず形を変えて出てきます。
相手に向かう形、これはまっとうです。嫌な突っかかりをしたり言い争いを仕掛けてくる(ゲームと言い ます)形です。
自分に向かう形、これは自傷行為、病気の形になります。
子どもに向かう形、これは虐待や子育てに気持ちが向かないなどの形になります。
我慢をしないで気持ちを伝える方法をとること、これが誰にも迷惑をかけず、妻と良好な関係を結ぶ方 法なのです。
ほとんどの父親は家族のために、仕事を頑張っていいます。
しかし、仕事時間以外の過ごし方はさまざまで、家族のために自分の楽しみを我慢している父親はどこに でも居ると思います。
それ以上に沢山居るのが、仕事帰りに居酒屋に行く父親。そして休日は家族と別行動で自分の趣味に没頭 する父親も居ると思います。
私は前者の方で、家族を得たのはバブルの真っ最中でした。
深夜残業してタクシーを使っての帰宅は当たり前の時代で、同年代は週末の夜になると徹夜の飲み会が恒 例行事でした。
妻は家事に慣れないまま母親になり、乳児を抱えて育児を頑張っていました。
夜泣きの赤ん坊を抱え心配も沢山あったと思います。
それを支えようと、朝食作りや出勤前の洗濯を分担し、「俺は他人よりは家族のために頑張っている。」 と自負していました。
「俺は遊びを我慢している。」、「俺は寝不足でも、先に寝た妻より先に起きて朝食を作っている。」そ のように思いながら、頑張ってきました。
でもその反面、妻に対しては「お前はなぜ頑張れない。なぜ愚痴ばかり言う。」と不満を募らせていきま した。
その気持ちが表情や態度に出てしまい、妻との関係は悪くなっていったと思いますが、そのことには気が 付いていませんでした。
そんなときに家の外で気晴らしをしていたら、妻にイライラをぶつけることは無かったと思います。
外で気晴らしをしなくても、自分の不満を妻に上手く伝えられていたら妻との間で溝を作ることは無かっ たように思います。
我慢するから不満が溜まる。不満を解消するための方法を知らないからイライラを妻にぶつけてしまう。
良かれと思って頑張っていたことで、逆に夫婦関係は悪くなって行ったのです。
リエゾンに通い始めて、「我慢しない。」ことや、不満を感情ではなく、理性で相手に伝えることを教わ りました。
「そんなことは、当たり前! 知らない方がおかしい。」と仰る方は居ると思いますが、交流分析を習い 冷静に人間関係を見ていくと、
このようなことが出来ていないことで生じる人間関係のトラブルが沢山見えてきました。
自分が冷静な視点を持つことで妻との関係を再構築したいと思っています。
リエゾンからのコメント
我慢をしないとは、どういうことでしょうか。
「DV更生教育講座で我慢をするな」なんて、間違っているんじゃないの?と思われることでしょう。
ところが、それは自我状態の仕組みを知れば納得のいく話です。
人には防衛機制という自分を守る方法があります。
無意識という意識は、自分を守るために様々な方法を使います。
心は、簡単なようで複雑で、簡単です。
要は、我慢という小石は勝手には無くならない。心のACという袋にしっかりと貯まっていくだけなのです
その小石はどんどん貯まっていきます。
ある程度貯まった時点、若しくは吐き出せる状況の時に一気に出てきます。
何年も前だろうと関係ありません。
考えてみてください。
妻が、以前夫にされた嫌な思い出を、30年も経っても忘れずに言うのはこのような理由からです。
小石は勝手に無くならないのです。
我慢したことは、必ず形を変えて出てきます。
相手に向かう形、これはまっとうです。嫌な突っかかりをしたり言い争いを仕掛けてくる(ゲームと言い ます)形です。
自分に向かう形、これは自傷行為、病気の形になります。
子どもに向かう形、これは虐待や子育てに気持ちが向かないなどの形になります。
我慢をしないで気持ちを伝える方法をとること、これが誰にも迷惑をかけず、妻と良好な関係を結ぶ方 法なのです。