題:妻の望み(50代男性参加者)
今回の3連休は、寮に入っている子どもが帰省してきたが、妻は仕事で他の子どもはアルバイトがあり日中は不在の予定でした。
連休の初日は、妻も子供も夕方には仕事が終わることから、妻の提案で紅葉のライトアップを見に行くことになりました。
紅葉の始まった庭園は美しく、寒い中多くの人が来ていました。
妻は家族に囲まれ上機嫌でした。
家族と別居していた時には想像できなかった状態で私も嬉しかったのですが、今一番満足しているのは妻だと気がつきました。
私に、「離婚したくなければDV加害者プログラムに行け!」と言い、リエゾンや他のDV加害者プログラムを提案してきたのは妻でした。
妻は今日の様な家族関係を手に入れるため、辛抱強く対応してきたのだと気がつきました。
庭園を出たところで妻が一言。
「今日は遅くなったので、とーちゃんの奢りで外食だって(^.^)/」
私は「・・・・。」でしたが、別居が続いていたらこの様なことは望めないので、「まあ良いか。」と思いました。
庭園から帰る途中で車の中から花火大会の花火が見えたので、見晴らしの良い場所に移動して花火見物を終えてから夕食に向かいました。
今日の妻は常に上機嫌でした。
リエゾンからのコメント
誰だって子どもにとって本当の父親が良いに決まっています。この家族で仲良く穏やかに笑いあえる関係を持てるようになること、でもそれは遠く叶わない夢だと感じてしまうので、離れる決意をしていくのです。
妻の事を発達障害だ、情緒不安定だ、と決めつけ、ずっと責めているなら、妻は離れる以外選択肢はありません。
夫婦修復プログラムや、DV更生プログラムに参加して頑張ろうと思えるなら、
まだ可能性は残されています。
諦めない妻たちはあなたのやる気を待っているのです。
本気になりましょう。
妻がリエゾンに来ているなら尚更です。
あとはあなた次第なのです。