御前崎市立図書館ASPALぶろぐ

職員のつぶやきや、本の紹介などを綴っていきます。
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辞書・辞典の魅力

2020年06月10日 | いろいろ。

コロナウイルスの影響で休校が続いていた学校もようやく再開し、新しい教科書や辞書・辞典も出番を迎えました。

…といっても最近は、スマホでササッと調べられるので、辞書の出番は減っているのかもしれません。

うちの娘もスマホ派で、高校入学のとき購入した高額の電子辞書は新品のまま埃をかぶり、

そして卒業していきました…

 

私は専ら紙の辞書派です。

特に中学生の頃は、ある言葉を調べようと辞書を引くと、慣用句や例文等を読んでいるうちに

ほかの言葉が気になって次々とページをめくっていき、途中で

「あれ?何を調べようとしてたんだっけ?」

と脱線してまうこともしばしば。

辞書ってよく見ると、突っこみ所満載なんですよね。

「○○」という単語を引いたら「××のこと」と書いてあったので、

今度は「××」を引いてみたら「○○のこと」⁈とあり、誤魔化されたように感じたり…。

例文も「なぜこれにした?」と思うようなものに時々出くわします。

*小腹の出かかった中年男

*パチンコで慰む

*彼はタバコをベンチの縁にうまく釣り合いをとってのせた。

   He balanced his cigarette delicately on the edge of the bennch.

*すごいヒップだなあ。What a big backside(she's got)!

こんなのを見つけては、一人でククッと喜んでおりました

 

また、今回このブログを書くにあたり、久しぶりに辞書をパラパラめくってみたら、

立て続けにこんな例文を見つけてしまいました

*沼津、往復一枚

*静岡から先は不通だ

*伊豆の周遊プラン

静岡県ばっかりじゃん例文に使われている地名が気になるわ~。

辞書や辞典、はたまた事典は調べものに役立つばかりでなく、

読んでも楽しいと感じるのは私だけでしょうか…?

外出自粛で自宅で過ごす時間が増えた今、たまにはこんな暇つぶしはいかがですか。

図書館には

『音の表現辞典』『罵詈雑言辞典』『言いえて妙なことば選び辞典』『においと香りの表現辞典』(東館47)

などの変わり種も揃っています。

是非、ご活用ください。                          (MM)

 

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