コロナウイルスの影響で休校が続いていた学校もようやく再開し、新しい教科書や辞書・辞典も出番を迎えました。
…といっても最近は、スマホでササッと調べられるので、辞書の出番は減っているのかもしれません。
うちの娘もスマホ派で、高校入学のとき購入した高額の電子辞書は新品のまま埃をかぶり、
そして卒業していきました…
私は専ら紙の辞書派です。
特に中学生の頃は、ある言葉を調べようと辞書を引くと、慣用句や例文等を読んでいるうちに
ほかの言葉が気になって次々とページをめくっていき、途中で
「あれ?何を調べようとしてたんだっけ?」
と脱線してまうこともしばしば。
辞書ってよく見ると、突っこみ所満載なんですよね。
「○○」という単語を引いたら「××のこと」と書いてあったので、
今度は「××」を引いてみたら「○○のこと」⁈とあり、誤魔化されたように感じたり…。
例文も「なぜこれにした?」と思うようなものに時々出くわします。
*小腹の出かかった中年男
*パチンコで慰む
*彼はタバコをベンチの縁にうまく釣り合いをとってのせた。
He balanced his cigarette delicately on the edge of the bennch.
*すごいヒップだなあ。What a big backside(she's got)!
こんなのを見つけては、一人でククッと喜んでおりました
また、今回このブログを書くにあたり、久しぶりに辞書をパラパラめくってみたら、
立て続けにこんな例文を見つけてしまいました
*沼津、往復一枚
*静岡から先は不通だ
*伊豆の周遊プラン
静岡県ばっかりじゃん例文に使われている地名が気になるわ~。
辞書や辞典、はたまた事典は調べものに役立つばかりでなく、
読んでも楽しいと感じるのは私だけでしょうか…?
外出自粛で自宅で過ごす時間が増えた今、たまにはこんな暇つぶしはいかがですか。
図書館には
『音の表現辞典』『罵詈雑言辞典』『言いえて妙なことば選び辞典』『においと香りの表現辞典』(東館47)
などの変わり種も揃っています。
是非、ご活用ください。 (MM)