Lilac-Garden

写真で綴る日々の記録 & クラギ練習帳

大正池の立ち枯れ木

2013年06月09日 | 日本の旅

今日は大正池の立ち枯れ木のお話を少し

私が初めて上高地に行ったのはもう20年以上前なんだ。何?そう年がバレちゃうけどね・・ふふ。その頃の大正池には、この↑写真奥にあるような立ち枯れ木が、もっともっとずっとたくさんあった。あたりを威圧するような高さで林立していたのね。そして、この枯れ木立と、大正池の朝霧が織りなす神秘的な佇まいが、人々を何故か無言にさせました。人は大勢いるのにしーんと静まり、ピリッとした緊張感が漂います。ただただフイルムカメラのシャッター音だけが妙に響き渡っていたのをよく覚えています。

あれから20年。立ち枯れ木は徐々に倒れ、流されて、現在は残りわずか数本が見られる程度になってしまいました。

時が経てば木も朽ち、流されるのもまた自然の摂理だけど
あの感動をもう二度と味わえないのは、やはり寂しいと思う




きれいでしょ?調べてみたらスギナでした。別に上高地に特別なものじゃないんだって。でも、こんなふうに朝露がつくなんて知らなかったからね、朝陽に透かしてキャッキャと喜んじゃった。もう、テンション高すぎだわねえ。(笑)






広い河原の道を歩き、この後は林道のコースを行きます。
次回は山野草に出会ったお話なんかも織り交ぜたいと思います!
ではでは、こんな感じで行ってきまーす♪

2006年9月の大正池には、まだもう少し枯れ木が見られます。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆきのん)
2013-06-14 23:46:24
立ち枯れの木、
残念だけど、
その命は未来へと、
続いているよね。
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そうですね。 (lilac)
2013-06-17 11:22:46
自然の命は未来へとずっと繋がっていきますよね。
私の命も、ゆきのんさんの命もだよね。
すばらしい人生を(^^)//

・・なんちゃって(笑)。
返信する

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