Turedure Lilax Diary

「徒然」―何もする事が無くて、どう時間を過ごしたらよいのかと思うこと、様子。(三省堂 新明解国語辞典)

秘密基地その他もろもろ

2009-05-03 12:25:00 | 日記
昨日今日、実家へ束の間の帰省。

実家の母は一昨年体調を崩して入院したものの、後遺症もほとんど残らず、車を運転出来るまでに回復。駅まで車で迎えに来てくれた。けどいきなり駅前交差点で信号無視〓。

何はともあれ、両親とも元気そうで何より。

今回の帰省で見ておきたかったのは、秘密基地。
家の裏手に山、と言うか杉林の斜面があり、30m程登ると崖になっている。子供の頃はここがワタシの遊び場でした。
斜面の中腹からもう一息登った所に、根元から曲がりほとんど倒木のような杉の木が一本。ワタシと幼なじみの秘密基地。

結論から言うと、基地はもう無くなっていました。
この何十年かの間で斜面は少しずつ削り取られ、ぽつりぽつりと住宅や作業所が建ち、最後まで残っていた基地周辺も、平地となり新しい建物の建築中でした。頂上辺りにあった、きれいな白樺林は取り払われ、桜が植えられていました。

もう何十年も足を踏み入れたことが無かったのに
基地が見たいと思ったのは何か虫の知らせのような所もあったのでしょうか。

昨夜は夕食のあと、何故か「おくりびと」のDVDを見た。
酒田と上山と言う、どちらも少々馴染みのある場所で撮られた作品。
死ぬことと生きること、双方に真摯に向き合い、必要以上に美化しない。静かな作品でした。

その直後の、清志郎の知らせ。



実家の裏を走る国道は、数年前彼が自転車で奥の細道を走破したときに通っている。

こういうのも「虫の知らせ」でしょうかねぇ。



カーラジオではなく
部屋のラジオからスローバラード。



「GOD!」の呼びかけに、布団はいで起き上がって来そうな気がするんですが。


ありがとう。合掌。