
今読み返してみるとオトナが読んでもそれなりの感慨があるなぁと。。
絶滅種のオオカミの子供が実は一ぴきだけ生き残っていたという設定。彼は仲間をさがしに街をうろついていますが。。欧州風の町並みもそこに住む住人達もすごくリアルなのに主人公だけが、なぜか影みたいに真っ黒で「なかまがほしいなぁ。でもうさぎなんか御免だ!」と強がってみたり、「もし鹿になれたらあそこで楽しく遊ぶのに」とぼやいてみたり、でも最後には「やっぱり おれは おおかみだもんな おおかみとして いきるしかないよ」という境地に達するんです。ビルの屋上でひとり彼の眼下には、どこまでも続く町並みが。。「そうおもうと なんだかふしぎに ゆかいな きもちに なってきました。」という一節で物語は終わります。結構悲しいお話のはずなのに、悲壮感はみじんもなく、どこか乾いたユーモラス感があって、最後は、あたらしい何かが始まる予感がするんですよねぇ。子どもの感想聞いてみたいなぁ。→
絶滅種のオオカミの子供が実は一ぴきだけ生き残っていたという設定。彼は仲間をさがしに街をうろついていますが。。欧州風の町並みもそこに住む住人達もすごくリアルなのに主人公だけが、なぜか影みたいに真っ黒で「なかまがほしいなぁ。でもうさぎなんか御免だ!」と強がってみたり、「もし鹿になれたらあそこで楽しく遊ぶのに」とぼやいてみたり、でも最後には「やっぱり おれは おおかみだもんな おおかみとして いきるしかないよ」という境地に達するんです。ビルの屋上でひとり彼の眼下には、どこまでも続く町並みが。。「そうおもうと なんだかふしぎに ゆかいな きもちに なってきました。」という一節で物語は終わります。結構悲しいお話のはずなのに、悲壮感はみじんもなく、どこか乾いたユーモラス感があって、最後は、あたらしい何かが始まる予感がするんですよねぇ。子どもの感想聞いてみたいなぁ。→
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