ミニマム 【minimum】

ミニマムな生活を志向してるんだけど、ついつい煩悩に負けて
つまらないものを買っちゃうんだよなぁ。

純米大吟醸金剛心【八海山】

2005-01-16 | 酒と肴
今年の地元初呑みは、やはり「おさけ」ということで産院帰りに奥沢の「七厘」へ。
カウンターに座ると目線の先にあったのがこのボトル。一瞬紹興酒を彷佛とさせますが、八海山初の純米大吟醸酒だったんですねぇ。金剛心とは、ゆるぎない一元の心というイミだそうです。この蔵は、おさけのクオリティもさることながら一流のデザイナーを使うなどパッケージングにも非常に力を入れておりまして、2000年記念で出したチタン製雌ひょうたん雄びょうたんのツインボトル(4万円)などは、飲んだ後もオブジェや山登りの水筒としても使われているとかいないとか。この金剛心もパッケージがイケてまして、綺麗なゴム緋もを外すと桃太郎の桃よろしく真ん中からパカッと開きます。また、ボトルの首のところにある印章は、篆刻(てんこく)家 古川悟氏*の手によるものです。熱燗がなくなった頃に大将が、わらさの肝あえの刺身を出してくれたんですが、そのとき「今日はめでたいからいっちゃおうかなぁ」という心の声に素直にしたがい発注しちゃいました。値段も相当いけてましたが、慶事のお酒って記憶に残りますからいいもんですよね。少しアルコール高め切れ味最高のおさけでした。限定醸造です。

七厘-「大人ノ御酒処」 世田谷区奥沢6-22-13 03-3705-6037

古川 悟 氏(1929年~1998年)-篆刻(てんこく)家、新潟県出身中央大学法学部在学中に篆刻作品に魅せられ、篆刻を二世、中村 欄台(らんたい) 氏、書を西川 寧(やすし)に学び、伝統をふまえつつ、独自のスタイルで現代の篆刻のあり方を表現する作家として、数々の銘作を生み出す。日展評議員、大東文化大学教授。「八海山」 大吟醸/純米吟醸/吟醸のラベルも全て古川さんの作品。
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