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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

雑誌「世界」2月号「馬毛島を知っていますか」を読んで。

2021-01-31 | 日々のニュース

 2021年1月24日朝日新聞大阪本社版社会面に「馬毛島の米軍訓練争点-鹿児島・種子島にある西之表市の市長選が24日、告示される。沖合に浮かぶ無人島の馬毛(まげ)島で計画されている米軍訓練と自衛隊基地整備の賛否が大きな争点で、・・・」と書いてあった。雑誌「世界」2月号で、西之表市地元首長の八板俊輔氏が「馬毛島を知っていますか」という記事を書き、全国民に馬毛島に米軍の訓練施設は造らせないと訴えている。その内容を紹介したい。
・2020年11月4日西之表市長八板氏は、岸信夫防衛相に防衛省が馬毛島に計画している基地建設に対して、不同意の「所見」を手渡した。八板氏は、馬毛島は「単なる無人島ではない」、地元住民にとっては大事な同胞(はらから)のような島であり、まずそのことを理解してほしいと訴えている。
・馬毛島での米軍空母艦載機離着陸訓練(FCLP)の移転問題に決着を図ろうと迫る国家に地方自治体が思いとどまらせようと「所見」を出した。
・2011年6月日米安全保障委員会、「2プラス2」で馬毛島を「米軍空母艦載機離着陸訓練」の恒久的な施設として使用することを決定。 
・防衛省の案には、西之表市が説明していた要望が完璧に無視された。歴史、文化を生かした(馬毛島)活用案に対する言及は皆無。
・2020年2月防衛省は、建設が「決まってない」段階なのに発注していたことがわかった。市長として大臣に抗議文を出したところ、発注を撤回した。
・2021年1月31日西之表市長選の投票日である。八板氏も立候補している。

(ルーラー)


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