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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

教育フォーラムの報告(4/15 西成区役所)

2012-04-18 | 学校選択制

4/15、西成区役所で行われた教育フォーラムの報告です。

・全体として他の会場での話と似たり寄ったり、でした。
・参加者は非常に少なく47名?50人弱です。
・ただ発言は多く合計15人。
 4時終了の予定が4時半過ぎまでかかりました。

・区長、大阪市教育委員会のコメントは他所とほぼ同じ
  ・これは橋本市長の公約に基づいて進めている話。
   市長は「まず区民の声を聞け。その結果区ごとに対応がいろいろならそれでよい」と言っている。
  ・教育委員会では、まだ何もプランはない。市民の皆さんの意見を聞いた上で集約していく。
  ・最終的には、今年夏公募で選ばれる新区長が決定することになる。
   来年春には方針をまとめ、(もし実施するなら)早ければ再来年度(2014年度)から。

・会場からの発言者(合計15名)は、元教員と子供を持つ保護者、が大半でした。
・内容は様々でしたが、私なりにまとめてみます。(順不同)
 全体としては学校選択制に否定的または心配する意見が大半でした。一人だけ賛成意見あり。
 ・学校選択制は差別を助長する懸念あり。「この学校に行きたい」ではなく被差別内の学校、荒れている学校など
  「この学校には行きたくない」が増えるのでは。
 (教委の答弁:これは学校選択制とは区別して検討・解決すべき課題。被差別 内の学校は独自の課題として検討していく)
 ・教員の意見を聞け。学校紹介のパンフレット作成など教員の負担増が心配(多くの元教員が発言した)
 ・子供の意見を聞け。
 ・学校選択制は既定路線では?(区長、教委は再三否定)
 ・学校荒廃など、学校選択制の前にするべき課題が一杯あるだろう。
 ・障害のある子はどうなる?(教委の答弁:従来通り支援学校か校区の学校かの選択、保護者と話しあって)
 ・学校選択制は学校の人気投票であり、将来的には統廃合の口実になれる懸念あり。それが狙い。 
 ・統廃合の結果、クラスの生徒数が増えないように配慮してほしい。人数が増えると子供に目が行き届かなくなる。教育は競争ではなく協同。

・全体としての私の感想、印象
 区長・教育委員会が橋本の命令で仕方なく動いている、のは間違いないようです。
 橋下自身の意図、狙い、はまだよくわからないですね。

(会社員T)


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