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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

尹美香[YUN MIHYANG]代表が送る挺対協週間ニュース2015年第34号

2015-09-20 | 「慰安婦」問題

尹美香代表が送る挺対協週間ニュース2015年第33号

 9月7日(月)~ 9月13日(日)

 今週の週間ニュースは、ロンドンから送ります。今日、ノルウェーでのスケジュールを終えて、ロンドンに到着しました。明日、英国外務省との面談とアムネスティー本部訪問やセミナーを皮切りに、ロンドンでのスケジュールを開始します。今から7年前の2007年12月13日、欧州連合(EU)議会は、「日本軍『慰安婦』被害者に正義を!」というタイトルの決議文を採択しました。アムネスティはまた、10年前の2005年、日本軍「慰安婦」問題の特別報告書を発表し、日本政府に日本軍「慰安婦」問題の解決を勧告しました。EU議会の決議文とアムネスティの報告書は、日本軍「慰安婦」問題の解決のために、日本政府に非常に強力で重要な勧告をしています。しかし、まだその決議と勧告は、記録としてのみ残っているだけで、実行されていません。私たちは、英国政府に会って、EU議会の決議がどのように守られているかを確認されているのかどうか、もう一度訊ねるつもりです。そして来年の国連人権理事会UPR(Universal Periodic Review:普遍的定期的審査)の時、日本政府の人権報告書を検討する際に、日本軍「慰安婦」問題を提起してくれることを要請することにしています。併せて、今続いている武力紛争、その中で武器として、戦利品として使われている女性に対する性暴力、性奴隷化を防ぐためにも、戦時性暴力の被害者に対する司法正義が実現されるよう、日本軍「慰安婦」被害者の正義実現の活動を支援することを要求します。アムネスティに対しても、解決されるまでの連帯を確認します。

 皆さまも、私たちが行くこの道を、共に支援して下さり、連帯して下さるよう呼び掛けます。

常任代表 尹美香 拝

 この1週間のハルモニたちの消息をお伝えします。

○慶南(KYONGNAM)梁山(YANGSAN)の崔(CHE)オギ・ハルモニは、息子さんが一緒に住んでハルモニのお世話をされているのですが、ハルモニは病院にも行かず、息子さんの傍にくっ付いておこうとされます。・・・ハルモニは、夏は体の状態が良く、家の外のベンチにも出て座っておられたりされましたが、最近また状態が悪くなられたと言います。

○慶南昌原(CHANGWON)の金(KIM)ボクソン・ハルモニは、車に手を挟まれて指から血が出て、痛くて病院に通っておられます。手に包帯をしておられます。風邪に罹って咳もしていたが、今は少しましになったと仰います。

○慶南南海(HENAM)の朴(PAK)スギ・ハルモニは、入院しておられましたが退院され、療養病院である花芳(HWABANG)園に入られましたが、ここには居れないと息子さんに電話をされ、再び病院に入院したそうです。

○京畿(KYONGI)水原(SUWON)の安(AN)ジョムスン・ハルモニは、しばらく前に貧血のため、夜に救急車に乗って病院に入院し、検査されたことがあるのですが、そのときの結果は血液不足だと言われたそうです。貧血がひどく、ショック状態になったようです。・・・最近も、貧血に良い薬をお飲みになっておられるのですが、依然とし食欲も無く、体力も回復されていないと言います。ハルモニは糖尿病もあり、心配です。

○ナヌム(分かち合い)の家のユ・ハルモニが倒れられ、股関節にひびが入り手術をする予定だと言います。

○ソウル永登浦(YONGDUNGPO)の李(I)サンヒ・ハルモニは、娘さんが手術をするそうです。・・・ハルモニもまた病院に通っておられるのですが、息が苦しく腕が痛くて、行って来られました。

 

9月7日(月曜日)

〇欧州巡回活動に乗り出す前に、プレスリリースを送り、私たちの活動の意味と目的を知らせました。

○李順徳(SUNDOK)ハルモニが入院しておられる療養病院に、お見舞いに行って来ました。

 

9月8日(火曜日)

○金福童(BOKTONG)ハルモニと一緒に欧州巡回活動を進めるために出国しました。・・・韓国から出発して、ノルウェーのオスロに行くために、パリ行飛行機に搭乗しました。

○シュイムト(休息所))〔平和の我が家〕に、日本の宝塚の田中ひろみ夫妻が訪問され、吉元玉(KIL WONOK)ハルモニと話を交わしながら、ご一緒する時間を持ちました。

○シュイムト(休息所)〔平和の我が家〕の庭の水道管が鉄で出来ていて、交換作業を実施し、2階の水道モータの切断作業と1階の部屋のラジエーター切断作業を実施しました。また、地下室に水が漏れ、床の補強作業とガレージの塗装を実施する大工事を行いました。

 

9月9日(水曜日)

○日本さくら会(日本共産党国会議員秘書OB会)のメンバーたちが、博物館を訪問して見学をし、「少女の話」の映像も見て、水曜デモに参加しに行きました。

○オスロ大学の授業として行われた日本軍「慰安婦」問題:9月9日12時、オスロ大学東洋学科教授と協力して、学生との昼食セミナーを通して、日本軍「慰安婦」問題を知らせる時間を持っています。

○1195次の水曜デモは、晴れ渡った秋晴れの天気の中、劇団コレ(クジラ)の気力溢れる「岩のように」のダンスによって始まりました。

○1195次の水曜デモは、同日午後7時に大田(TEJON)でも開かれました。平和ナビ大田行動は、今後も毎週水曜日の夜7時に、大田市庁北門の向かいに位置する平和の碑前で、水曜デモを開催していく予定です。

○シュイムト(休息所)〔平和の我が家〕に、全国女性農民会オンニ(姉さん)家庭菜園栄光共同体が、今週も間違いなく、ハルモニたちのために、豆腐、有精卵、チョロン(提灯)大根キムチ、ごまの葉のピクルス、サツマイモ、ネギ、レタス、トウモロコシ、黄色胡瓜を送って下さり、美味しい秋の食卓をこしらえました。

 

9月10日(木曜日)

○海外キャンペーンをハルモニと一緒に来れば、毎日の食事を準備することが普通ではありません。特にわが福童ハルモニの口に合うのは、並大抵の難しさではなく、「良い」「美味しい」「ご苦労さん」など・・・褒め言葉を聞いたことがあったっけ?無かったっけ? ^^ 「口ばっかりのワンデポなんだから」(「ワンデポ」は「大酒飲み」の意で、金福童ハルモニは尹美香代表をこう呼んでいますーー訳者注)、完全に・・・フフフ、こっそりと私たちはハルモニの悪口を言います。この程度だから、かわいい悪口ですよね? 愛嬌だと思って下さいね。フフフ。

○ノーベル平和センターを訪問して見学をし、お互いの活動について共有しました。

○ノルウェーで、私たちは、ノルウェーで最も有名だと評価されているフェミニスト雑誌「フェットゥ」のインタビューを受けました。

○今日はソウルの李サンヒ・ハルモニにお会いして来ました。

○「戦争と女性人権博物館」第3次月例セミナーが、「分断70年、分断に抵抗し、平和の道を問う」というテーマで行われました。

○シュイムト(休息所)〔平和の我が家〕に、ヘッサル(陽射し)社会福祉会のハルモニと活動家の皆さんが訪問して下さいました。今日は裁判がある日なので、平沢(PYONGTEK)からバスに乗ってソウルまでの長い道のりを来たついでに、シュイムト(休息所)のハルモニたちに会おうと訪ねて来られました。それで、挺対協家族が昼食時間に全員シュイムト(休息所)〔平和の我が家〕に集まって、吉元玉ハルモニとシュイムト(休息所)家族が、ヘッサル(陽射し)社会福祉会のお客さんたちと昼食をご一緒しました。

○希望奉仕団から事務総長とチョン・ヘソン牧師などの従業員たちが、シュイムト(休息所)〔平和の我が家〕を訪れ、吉元玉ハルモニ及び金ドンヒ事務局長と一緒に多くの話を交わしました。

○シュイムト(休息所)〔平和のわが家〕で、吉元玉ハルモニの美術治療教室がありました。

 

9月11日(金曜日)

○ノルウェーでは、挺対協がノルウェー外務省を訪問し、担当者に会って一時間以上の間、対話を交わしました。

 

9月12日(土曜日)

○今日、密陽(MIRYANG)の活動家たちが、海南ナビのメンバーと一緒に、病院に居られる孔点葉(KONGJOMYOP)ハルモニを訪ねてお会いしました。李ミョンスク海南ナビ会員の報告を共有します。

 

9月13日(日曜日)

○シュイムト(休息所)〔平和のわが家〕のボランティアの集まりである「ポドミ(抱き)」が訪れ、池の掃除と芝生の草取りなど、秋夕(CHUSOK)を控えて大掃除を実施しました。

 

 最後まで読んで下さり、ありがとうございます。挺対協は来週も最善を尽くします。

 

(原文)

https://www.womenandwar.net/contents/board/normal/normalView.nx?page_str_menu=0301&action_flag=&search_field=&search_word=&page_no=1&bbs_seq=14294&passwd=&board_type=&board_title=&grade=&title=&secret=&user_nm=&attach_nm=®_dt=&thumbnail=&content=



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