会場は100人位で、参加者は30人弱でした。そのうち保護者とはっきりわかったのは3人ほどでした。全体的に年齢層は高かったです。7~8割が男性でした。
最初に区長の挨拶、それからスクリーンを使用して教育委員会の課長による学校選択制のメリットやデメリット、選択制にはどんな種類があるかの説明がされました。
その後中学校の給食は実施が決まってるが、全員が給食にするか、家のお弁当との選択制にするか、学校選択制については導入は決まってないが、どちらも区民の皆様のお話を聞いて検討して区長が決定することになってることが話された。
学校選択制のメリットとしては
1)特色のある学校作り、地域の特色
2)保護者が学校により深く関心を持つことになる
3)学校が切磋琢磨し、活性化が図られる
(学校は会社企業の営業活動か?という印象を受けました。)
デメリットとしては
1)学校と地域の関係が薄くなる。地域の活動の参加が少なくなる。
2)特定の学校への児童等の集中…偏り
例として 長崎市での坂の上の学校が選ばれず、平地の学校に児童が極端に集中したことが挙げられました。
3)校区外から通う児童の安全性の心配
地域の人による見守り活動の困難性…時間帯、経路の面
校区外からの生徒は校区内にはいるまでは保護者責任となる
長崎市以外に東京都の板橋区は区内から隣接区域選択に、、江東区は自由選択を徒歩で30分以内のところと変更しています。
説明のあと、2014年4月以降の学校選択制を導入するまでのスケジュールの説明がされました。
(導入するかどうか案は無く、区民の意見を聞いて検討して決めると言いっているのに導入までのスケジュールができてるのは導入はありきで、形式的に意見を聞いてるだけのような!)
また、「学校選択制」」を議論する熟議委員会が月1か2回開かれ、メンバーは20名(保護者PTA3名、地域の方、小中学校長、公募6名(すでにきまっている)学識経験者など)と決まっている。(変なの!)
説明後の意見交換の場として
①女性の保護者の方のご意見…、「学校選択制は賛成だが、遠くなった場合定期代はでるのか?また近くの小学校が選択制によって無くなるのじゃないか?」
それに対して区長が返事で「定期代はでないこと、学校というものは、そう簡単には無くならない、なんやかやで一年くらいはかかりますよ」と説明
(結局なくなるのには変わりないじゃんと思いました。)
①車いすの方から「、障害者の保護者は危惧している、地域の人たちの支援が必要、全面的に頼っているのに、選択できない、格差を危惧する、通学の支援がなければ更に拡大する」それに対して教育委員から仮に実施されたら丁寧に対応します、具体的に課題が出たら熟議の中で吸い上げる」ただ熟議のメンバーに障害者の保護者はいない。(おかしいですね)
また、「何故、この選択制が取り上げられるようになったのか?との質問、学力優先というのなら、一クラスの人数を減らすのが一番効果があるのじゃないか。」と
それに対しては「今の市長が選択制については公約を掲げていて、いくつかの学校を回ったとき何人かの保護者の方が校区外に行きたいと希望してるのがわかった、でもすぐ取り入れるのでなく話をお聞きしてから」「学力のことはおっしゃってない」と説明された。
②年配の女性から、参加者が少なく保護者が殆どいない、学校など保護者が多いところで話をすべきじゃないかとのご意見がありました。これに対して区長が実は自分はここで三つ目だけどどれも少なかったので考えなければいけないようなことを言ってました、そして実は学校にもビラを配って、その後保護者の何人かにお聞きしたが知らないとの返事がかえってきた。(努力してるのに集まらないのは私たちが悪い?のといった感じでした。)
給食については、牛乳は法律で出すことは決まってるとのことですが、アレルギーの子についてはどうなのか?考えてほしいと意見がありました。
アンケート用紙で給食が300円というのが高いという意見が多かったようです。
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本当に橋下市長が区民、市民の意見を聞いて決めると言っているのなら、何人かの保護者が希望したからでなく、全員の意見を聞いて決めるべきだと思いました。(S)