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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

上関原発で建設工事を強行!!

2011-02-27 | 日々のニュース

「祝島島民の会ブログ」参照 http://blog.shimabito.net/

 上関原発で建設工事が強行されています。高江と全く同じ状況です。
・2月23日の夕方には、中電側が作業を強行しようとした際に怪我人2名発生し、一人は救急搬送される事態になっています。
・2月21日早朝から現在も続き、現地に400人もの作業員が投入され、さらに週明けに大規模に強行される可能性があります。
・祝島島民の会含む12名に対し、工事妨害行為の禁止命令を2月21日付けで正式に決定した上での強行です。
・海上保安庁の小型ボートが祝島の船に体当たりをして進路を変更させました。
http://www.youtube.com/watch?v=pCkelxvk90Q
(21日の早朝から夕方までのダイジェスト動画)
 
抗議が呼びかけられています。
【抗議先】
山口県庁(知事:二井関成)
TEL 083- 922-3111(代表)
TEL 083- 933-2570(知事への提言)
Fax083-933-2599
https://cgi01.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/koho/chiji-teigen/3teigen.htm
中国電力本社(社長:山下隆)
TEL 082- 241-0211 Fax082-504-7006
https://cc-www.energia.co.jp/faq/1024/app/servlet/ext_inquiry_a?linkid=904&linkstr=%8C%B4%8E%71%97%CD%8F%EE%95%F1
中国電力上関原子力発電所準備事務所
TEL 0820- 62-1111
経産省 大臣 海江田万里TEL 03-3508-7316 FAX03-3508-3316
e-mail: office@kaiedabanri.jp
海上保安庁 徳山海上保安部
TEL 0834- 31-0110
海上保安庁03-3591-6361(代表)
上関町の海域担当:第六管区海上保安本部
TEL:082-251-5111  FAX:082-251-5224
 
「祝島島民の会ブログ」参照
http://blog.shimabito.net/

以下、24日の緊急報告を貼り付けておきます。

---引用---------------------------

【緊急報告】中国電力の強引な工事でけが人が出ました【抗議のお願い】
  http://blog.shimabito.net/?eid=1061748
  1moguchan
2011-02-24 11:31:37

21日より中国電力は大量の社員や警備員などを動員して、強引に埋め立て工事を再開してきました。
そして海陸ともに強引を通り過ぎて乱暴ともいえるほどの強硬な作業の進め方をしてきて、陸上ではあまりにも騒然とした中でも作業を続けようとするため、幾度か警察から中電側に対して作業の中止命令が出されたりするなど、このままではけが人が出かねないという懸念が現場ではありました。

そのため「お互い怪我人だけは出さないようにしよう」といった話から、「どこから来たの?」、「年はなんぼ?」といった話、また祝島の生活や瀬戸内の本来の海の豊かさなどについての話が、祝島のおばちゃんたちや応援に来た人たちと、中電に雇われた人たちとの間にわずかではありますが交わされたりもされていました。
しかしいざ目の前で作業が強行されそうになれば祝島側も抗議せざるを得ず、もみ合いが起きては作業が中止される、といった状況が続いていました。

そのような中で、23日の夕方、中電側が作業を強行しようとした際に69歳の島の女性と(祝島島民から見れば)若い男性の2名が倒れたところに警備員にのしかかられるなどして救急車で運ばれる事態がおきてしまいました。
男性は陸上から救急車で運ばれましたが、女性は緊急搬送の必要があり、予定地田ノ浦の浜から島の船で近くの港まで運ばれ、そこから救急車で搬送されました。

島の女性は20年以上にわたってびわ茶など島の特産品の生産などを通じて原発のお金に頼らない島作りなどをしている人で、町外の人たちに島の物産を届けるとともに、島の抱えている原発問題や、それに対する島民の思いも伝えるなどしてきていた人です。
また若い男性のほうは愛媛県から来ており、伊方原発ができた後の海を知っているため上関原発建設予定地周辺の美しい海を壊すことには以前から反対されていて、この埋め立て工事の強行を知っていても立ってもいられなくなって現地の来られた方とのことです。

怪我をした二人ですが、男性のほうは明日詳しく診療されるとのことです。
本人の話では浜へ杭を打とうとする作業に抗議する際に警備員と揉み合いになり、倒れたときに右わき腹から腰の辺りをひざで押さえられてしまい、周囲にいた警察に「危ないから出なさい」と手を引っ張られたが抜けることができず、しばらくそのままの状態でいたとのことです。
(なお「内臓破裂」といった情報も流れているようですが、そこまでひどい状況ではなさそうです)

また島の女性のほうは、今日は入院しています。
こちらも杭打ちの作業をしないよう作業員に訴えようとして、周囲を囲む警備員に遮られ、揉みくちゃにされる中で倒れてしまい、そこに警備員が数名(目撃者によって1~3人の幅があります)が倒れこんで上にのしかかる形になったそうです。
受け答えができる程度までは回復していますが、搬送中の記憶もなく、血圧が一気に下がったりしたそうです。
おそらくかなり胸を圧迫されたのだろうとのことで、肉体的にも精神的にもショックは大きそうです。

いずれにせよ、祝島島民の反対は昨日今日始まったものではなく、すでに30年近く続けられてきたもので、理解も同意もない、一方的に強行される作業を認めることはできません。
ましてや島の目前の予定地で工事が始められるとなれば、どのような形でも抗議をし、工事をしないでくれと訴えざるを得ません。
それは中国電力自身もよくわかっているはずです。
にもかかわらず、この30年もの間、理解を求める行動も説明もなく、ただひたすら強引に工事を進めようとしてきた中国電力の責任、とりわけ現在の上関原子力立地プロジェクトチームのリーダーである山下中国電力社長の責任は大きいと考えます。

同時に、祝島島民をはじめとして埋め立て免許を許可しないよう求めて出された多くの意見書を無視して、中国電力に埋め立て許可免許を出した二井山口県知事にも大きな責任があります。

けが人を出してでも工事を強行しようとすることと、それを黙認しようとしていることに対し、中電および山口県、そして地元の実情も理解しないまま国策の名の下に上関原発計画をバックアップする経済産業省にも、ぜひ抗議の声を届けてください。

どうかお願いします。

---引用おわり---------------------------

 

写真付きの詳しい報告↓

※中国電力が大動員をかけ、埋め立て工事を強行してきました(2月21日の状況報告)
http://blog.shimabito.net/?eid=1061747

 

(ハンマー)


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